弾かせるだけが練習ではありませんね。
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
先日の休日に姪っ子のピアノの練習にお付き合いしました。
好きなところはやる気満々
私が帰宅したところ、ちょうど姪っ子がおばあちゃんとと
練習をやり始めたタイミングでした。
最近レッスンに付き添っていないのでどんな曲を弾いているのかも
わからなかったので少し離れたところから練習の様子を見ていました。
「この曲ちゃんと弾けるもん」と言いながら練習していたのですが
最初に練習し始めた曲はとても上手にすらすら弾いていたので
「すらすらできたね~♪」と声をかけると満面の笑顔。
さて次の曲を弾き始めると、練習に付き添っている祖母はピアノが
弾けますので「そこ間違っているよ。もう一回やってみて!」と。
するとしばらくしていろいろ注意されるのが嫌になったらしく
「けいこちゃんと練習する!」と言い出しておばあちゃんを
追い出してしまいました。
任された私はちょっと戸惑いながら「では弾いてくださ~い」と
言いながら横に付き添いました。
ト音記号の楽譜は音の高さもわかるようになってきたらしく
片手だけの曲は比較的すらすらできていました。
苦手な曲は・・・
途中でちょっと苦手な曲が出てきたようで何度か「もう一回弾いて」と
いうと嫌になってしまったようです。
「お散歩いこう!」と言い出し練習は終わりモードになってしまいました。
でも宿題のメモにはこの曲だけ何回練習したか数えてきましょうと
書かれていました。きっとここできちんと練習が必要な曲なんでしょうね。
姪っ子はさっさと椅子から降りて練習おわりにしようとしています。
どうしたらもう一回ピアノに向かってくれるかな~とちょっと考えて
「もう練習おわり?じゃあこの曲大好きだから私が練習しよーっと」
といって私が弾き始めました。
すると自分で弾くのは嫌だったようですが困っている私を見かねて
「ららら~」と歌って教えてくれました。
しかも間違えて弾くと「指が違うよ。こっち!」と言いながら・・・。
まるで先生のように指の位置まで教えてくれました。
その様子を見て、ちゃんとわかっているけどうまくできないから
嫌だったんだな~と思いました。
後日レッスン中の様子をきくとちょっと苦手だったその曲も
すらすら弾いていたようです。
人に教えたら自分でもできるようになっていたってことでしょうか。
ただ弾かせるだけではないこんなやり方も時にはいいかもしれませんね。
ぜひご参考にしてください。
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