「連弾」っていいね!

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちは~♪
連日の発表会。いろいろなことに気づけます。

 

発表会のプログラムには連弾がたくさんあります。一見すると誰かと一緒に舞台に出るから、ソロで演奏するより気軽なのものだと思っていました。

連弾は実は大変

習いたての生徒さんが先生と一緒に演奏される連弾と、ある程度ピアノの経験を積まれた方がお友達やご家族、先生と演奏する連弾があります。

 

習いたての生徒さんの場合、曲をより華やかに聴いてもらえるように先生が合わせて弾いてくださいます。ですから生徒さんはレッスンや練習の通りに弾くことが大切です。

 

ある程度弾けるようになってからの連弾はソロで弾くよりも難しいところがたくさんあります。

お友達やご家族、先生と弾くのでひとりで舞台に立つという心細さは軽減されますが、お互いの演奏をきちんと聴きあって演奏することが必要です。
もちろんお互いの演奏を聴くということは自分自身の演奏はきちんとできた上でのことになります。各個人で練習した上で合わせて弾く練習が必要です。

まずは確実な個人練習を

例えば各自の練習ができていないといくら合わせる練習をしても意味がありません。

そのためには早めの譜読みや弾き込みといった練習が必要です。ソロの曲は本番前日や直前まで練習することができます。

でも人とあわせるためにはもっともっと早い時期に自分の演奏はできている事が必要です。

本番までに何回合わせて練習できるのか、予定が合うのかも考えないといけません。

計画的に進めていかないと相手に迷惑をかけてしまうことになります。

 

 

本番ではお互いの気持ちを感じながら、気遣いながら合わせる。しかも舞台ではどんなハプニングが起きるかわかりません。

ても動揺しない強い気持ちが必要です。

そして相手が間違えたからといって一緒に間違えてしまうと曲が止まってしまうこともあります。

 

いつか挑戦してみましょう!

一緒に舞台で演奏する楽しさ

早いうちにきちんと弾けるように練習する計画性

そして本番ではどんなことが起きても動揺しない精神力を鍛える

「連弾」っていいのかもしれませんね。

今回ソロで出場された方は、次の発表会もしくはいつか、連弾にも挑戦してみてください。

 

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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