ジュニア専門コースオーディションから感じたこと

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちは~♪

先日、ジュニア専門コースのオーディションに立ち会いました。

ジュニア専門コースってどんなコース?

 

ジュニア専門コースはヤマハ音楽教室の幼児科を修了されたかたへご案内するコースの中で

「より専門的に、高度な音楽教育を受けたいという方」にお勧めのコースです。

 

他のコースとの違いは
1.進級のオーディションがある。
2.週2回レッスンがある(グループ&個人)
3.ジュニア専門コース専用教材を使う
4.グレード受験のペースが早い(1年に1回受験)
5.ジュニアオリジナルコンサート参加(作曲)必須
6.その他のイベントにも積極的に参加を案内

もちろんこれに伴い月謝も他のクラスより高額です。

 

ジュニア専門コースは特別なクラスという位置づけでヤマハ音楽教室の各店は取り組んでいます。

平瀬楽器でも会場は藤原台センターでジュニア専門コースを実施しています。

 

オーディションの様子を見て

昨年2016年から始まったジュニア専門コースのオーディション。

オーディションの詳しい内容はパンフレット(申込書)に記載してありますが

1.課題曲を弾く
2.自由曲を弾く
3.メロディー聴唱
4.メロディー聴奏
5.ハーモニー聴奏

1.2.の課題曲や自由曲はある程度、練習しておけばスムーズに弾けると思います。しかし聴唱、聴奏の部分は正しい音を聴きとること、正しい音程で正しいリズムで歌うこと、演奏することが必要です。

ヤマハ音楽教室の大切にしている「きく」と「うたう」がここで判断されるわけです。

 

メロディー聴唱やメロディー聴奏の最初の出題は幼児科のレッスンで習った曲です。覚えていればすんなり歌うこともできると思います。でもそれぞれその次の出題で同じ曲を移調したものを聴き、正しい音やリズムで歌ったり、演奏される様子を見てちゃんと音の高さの聴き分けができているなとわかり、すごいな~と感じました。

ハーモニー聴奏でも何調で演奏するかやはじまるの音は○○ですといった提示はありません。でも生徒さんは戸惑わず正しい和音を聴きとり演奏されていました。

 

お店の担当者として感想

 

お店の受付スタッフはレッスン前後の様子はよくわかりますが、幼児科の普段のレッスンの様子について細かくはわかりません。

ですから、ヤマハ音楽教室の幼児科2年というわずかな期間でここまでのことができるようになっているのだなとあらためて感じさせてもらいました。
今まではジュニア専門コースへの進級を希望する方というのは普段から保護者も生徒さんもとても熱心です。スタッフからいわせれば、もともとお利口だし、熱心だからなんでもできると思っていました。

 
でもよくよく考えると、どの生徒さんも同じカリキュラムを幼児科で2年間学んでいるわけです。人によって得意なこと、苦手なことなど、人によって若干違いはあるかもしれませんが、ヤマハ音楽教室の生徒さんはみんなこんなことができるようになるんだ~と実感させていただきました。

ジュニア専門コースに進んでも進まなくても、目に見えないたくさんの能力が身についています。児童期の各コースでご自身の身体や心の発達にあった演奏力やテクニック、表現力を身につけていってほしいなと思いました。

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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