アルコールで除菌?

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

最近は、コロナのおかげで(?)子どもたちにもすっかり手洗いや
うがいの習慣が身についているようです。

アルコールで消毒

手指には消毒ジェルを使ったり身の回りのものも
アルコール消毒をする方がとても多くなりました。

 

アルコールは雑菌やウイルス除去に効果がありますので
身の回りのものをきれいにするために使うことはとってもいいと思います。

 
当店でもレッスンを自粛するまでは、教室に来られた生徒さんや先生に
使っていただきしっかり除菌してもらっていました。
また以前から掃除でガラスに張り付いたテープの粘着をきれいにするときにも
アルコールを使うととってもきれいになったので使用したことが何度かあります。
でも実は気をつけてほしいことがあるんです。

 

アルコールを使うと駄目なもの

まず私が真っ先に使っちゃだめだよと耳にしたのはピアノの鍵盤です。

こんな事態が始まったとき「手指が一番触れるところだからしっかり消毒しなきゃ!」と
誰もが思うところがピアノなどの鍵盤ですよね。
でもピアノの鍵盤はとってもデリケート。とてもアルコールに弱い素材で
できているのでアルコールを使ってしまうと鍵盤が剥がれたり
ひび割れたり・・。

 

 

だから手指についたアルコールがしっかり乾いてから鍵盤には
触れてほしいし、アルコール入りの除菌シートで鍵盤を拭くのは
絶対ダメなんだそうです。

 

 

そうなんだ~と思いつつ過ごしていた先日、
クリーニングしてくださいと
届いた鍵盤ハーモニカを開墾してみると!

 

 

「シールをはがそうとしてアルコールを使ったら鍵盤まで
溶けてしまいました。なんとかなりませんか?」
とメモが入っていました。


ぱっと見たところわからない感じですが触ってみると
ざらざらしていて・・・溶けてますね(涙)

 


残念ながら溶けてしまった鍵盤ハーモニカの鍵盤は交換するしかないんです。

 
皆さん!除菌のためでもシールをはがすためでも
楽器にアルコールを使用するのは要注意です!

まずはしっかり確かめてからにしてくださいね!

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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