ボレロで号泣した話
vol.1352
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
いやーーーーー、
いいものを見せてもらいました!!!!
●リモート
コロナの影響での外出自粛宣言以降、
世界各地でリモートの波が押し寄せていますよね。
オンラインミーティングや
オンラインレッスンレッスンもそうですが、
奏者が自分の動画を撮って集めたものを
編集してお届けするリモートアンサンブルも
流行っています。
●表現方法
今日たまたま見かけたのは
ジュリアード音楽院が作った動画。
音楽の人はもちろんバレエの人たちも
協力して作られた動画が圧巻だったんです。
演奏曲目はラベルのボレロ。
みんな大好きな曲ですよね。
おそらくジュリアードの講師や
生徒さんが演奏されているようなんですが、
そこに混じってチェロのヨーヨー・マや、
ヴァイオリンのパールマンも
いてたりするんです。超びっくり!!
●いまだからこそ感じる
ボレロという曲、皆さんどんな印象をお持ちですか?
最初はものすごく静かで
終盤に向けてだんだん盛り上がっていって
最後は超盛り上がって終わるという曲です。
でも、その盛り上がり方がものすごく
今の状況にぴったりなんです。
最初は家の中の狭いスペースで
踊っていたダンサーさん。
机やオーブンやシンクがある中で
窮屈で鬱屈された印象のダンスを
繰り広げるのですが、
曲が盛り上がるに連れ、
だんだんアクティングエリアが
広くなっていき、
最後には外に飛び出して伸びやかな
ダンスを披露するんです。
今の抑圧された社会と全く同じ!
もうこの演出が号泣ものです。
演奏もステキですし、
途中でジャズも混じったりしますし、
ダンスも素敵ですし、
もう本当にブラボーな動画でした。
一人でも多くの人に見てもらいたいなと
久しぶりに思えた動画でした。
号泣しちゃいました。
ぜひ見てくださいね!!!
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