演奏者やお客様の目線で

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

先日お知り合いの方からご相談がありました。

グランドピアノ補助キャスター

ホールなど移動が頻繁に行われる会場では「運搬車」と呼ばれる
グランドピアノ専用の台が備え付けられています。

これはピアノの下に入れて全体を持ち上げ、この運搬車の
大きな車輪でピアノを安全かつ簡単に移動させることができるものです。
大きな車輪は床に傷をつける心配もありません。

しかしこの運搬車、中古のアップライトピアノが購入できてしまうくらい
高価なもので、置き場所も必要なのでサロンなどスペースの狭い場所では
使用しづらいという欠点がありました。

 

 

ですからグランドピアノの移動が必要な場合インシュレーターを外して
ピアノについている小さな車輪で移動をさせていました。
車輪の向きにより移動できる方向が少し制限されますので
移動には大人数名が必要でかなり重労働です。

 

 

数年前に同じように不満を感じた人がグランドピアノの移動のための
「補助キャスター」というものを開発してくださり、販売されるようになりました。

グランドピアノの足を一か所ずつ持ち上げて乗せるとそれぞれ4つの車輪が
つくことになるのでとても安定した移動ができる優れものです。

 

実は当店のサロンでもコンサートのセッティングの際に愛用させていただいています。

つけたままでいいの

さてこのグランドピアノ補助キャスターの特徴として紹介されているのは
「床を傷つけない」「キャスターにストッパーがついている」
「ピアノの車輪が直径70mm以下、幅110㎜以下ならどのピアノでもOK」
「セットしたまま演奏できる」です。

 
お知り合いの方はこの「セットしたまま演奏できる」についてのご相談でした。
演奏中にこのキャスターをつけたままでいいの?とおっしゃっていました。

 
ピアノをキャスターの上に乗せているので数センチは鍵盤もペダルも全体に
高くなっています。
椅子の高さを少し高めにすればいいかもしれませんが、特に床からペダルまでの
高さが変わるので弾きにくいと感じるかもしれません。

何より見ている人はピアノの足元がなんだか変な気がしますよね。
うちのサロンではピアノをセットできたら外してますよ。

 
とお返事すると「やっぱりなんだか変だな~と思っていたんです。」とおっしゃっていました。

 

 

やはりコンサートなどイベントではスタッフからするとピアノ移動は
楽で安全な方がいいと考えます。

 

 

でも最終的には本番中の演奏者やお客様の目線で
考えるようにしたいなと、このお返事を聞いて思いました。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

 - ピアノのこと, 考えていること