いい響きで音楽会!

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

今日は店内でスタッフが鉄琴の修理を行っています。

楽器の総点検

平瀬楽器の音楽教室ではエレクトーンやピアノを教室で使うメインの
楽器としています。でも3歳くらいの小さな子どもたちのクラスでは
時々小物楽器もレッスンで使用します。

 

 

比較的使うと思われるカスタネットは週1回の利用でも約1年たつと
ゴムが伸びてしまっていたり、何年も使っているタンバリンは
枠にひびが入ってしまう事もあります。

 

 

そんな教室の様子を考えると近隣の幼稚園や保育園では
もっと楽器が壊れたりしているのではないかと思い
年に1度は楽器の総点検をしませんか?と提案させてもらっています。

 

 

そんなご提案をさせていただいたからか最近はちょくちょく
幼稚園や保育園からは小物楽器などの修理の依頼も
入ってくるようになりました。

響かない=いい音が出ない

さて今回は卓上鉄琴の修理のご依頼でした。

 

一見するとどこも悪くないように見えるこの鉄琴ですが
音が響かなくなって・・・とおっしゃっていました。

 

実は鉄琴は長く使っていると音板の下のフェルトがへたったり、
寄れてしまいます。また音板を止めているピンもボディとの隙間が
無くなっています。そうなると鉄琴は音板をたたいても響かないので
「キ~~ン」と響くいい音が出なくなるんです。

 

 
でもすでに悪くなってしまっている楽器ばかりを使用していると
いい音がでていなことにも気がつけないかもしれませんね。

 

今回は音板をすべてはずし、へたったり寄れたりしている
フェルトを交換し、どの音板もしっかり響きが出るように
調整させてもらいました。


もうすぐ音楽会ですね。鉄琴の音がきれいに響いているか
耳を澄ませて聴いてくださいね。

The following two tabs change content below.
三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

最新記事 by 平瀬 慶子 (全て見る)

 - 楽器修理