ピアノのテキストって

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

今日はピアノを習い始めたときに購入するテキストについて
書きたいと思います。

レッスンで使うテキストはどんな感じ?

平瀬楽器に通われる生徒さんの中でも幼児期のお子さんはほとんどが
ヤマハ音楽教室のグループレッスンからスタートされています。

 

ヤマハ音楽教室では年齢に合わせた内容で、その時学んでほしいことが
テキストの中に順に盛り込まれているのでそのカリキュラムをしっかり
把握した専門の講師が指導します。
1冊の本の中に様々な要素が盛り込まれているのでピアノを学ぶというよりは
音楽を全般的に学ぶことになります。

 

 

でもグループレッスンの時間が合わない、保護者が同伴できないなど
個人レッスンでスタートされる方もいらっしゃいます。
また小学生になってから学校で他のお友だちがピアノを習っていると
知ってレッスンを検討される方もいらっしゃいます。

 

そんな方々は平瀬楽器で指導をしている講師のオリジナルカリキュラムで
ひとりひとりに合わせた内容で指導が進められていきます。

なぜ複数冊、同時に必要なの?

店頭で楽譜を販売しているとたくさんのテキストを目にします。
ピアノ経験のない人から見ればどれも同じように見えるテキストばかりです。

そんな中から当店の講師たちもご自宅でピアノ指導をされている先生方も
いろいろなテキストを購入して帰られます。

 

当店でも新しくスタートされる方のためには講師があらかじめテキストを
選んで取り置きしておくことがあります。

 

 

その際、ほとんどの先生がテキストを少なくとも2冊は準備されている様子をみて、
いつもほんの少し疑問に思っていました。

 

「同じようなテキストをなぜ2冊も同時に始めるのかしら?」
きっと私と同じようにピアノ経験のない保護者の皆さんは
2冊もできるの?と思われる方もあるのではないでしょうか。

 

でも最近やっとわかったんです。

 

1冊はテクニックと呼ばれ指の動きをよくするための本でいわゆる「準備運動」と
して使われているそうです。確かに急に走るよりウォーミングアップをして
走る方が体も安定しますよね。

 

そしてもう1冊は弾きたい気持ちをどんどん引き出して学んでいく曲集と
なっていることが多いようです。ですから小さな生徒さんの時は最初のうちは
知ってる曲がたくさん入っている本を選ぶこともあるそうです。

 

 

最近は大人になってからピアノを始める方もたくさんいらっしゃいます。
おとなの方は「この本は何のためにやっているのか」を理解して取り組めば
上達も早いのではないでしょうか。

 
お手元に持っている本はどのタイプですか?足りない部分はないですか?
ぜひ確認してみて下さいね。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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