ハ調でひけるの「調」ってなんだ?

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

皆さんは初心者のおすすめの曲集ってどうしてそう言えるか
わかりますか?

ハ長調で弾ける

子どものうちからピアノなどの鍵盤楽器を習うと
まずドレミの「ド」の位置を覚えることからスタートします。

そして白い鍵盤だけを弾くことから学び始めます。

そして♯(シャープ)や♭(フラット)という記号を学んで
黒い鍵盤も使うようになっていくのが一般的な流れだと思います。

 

この白い鍵盤だけで演奏できる曲がいわゆる「ハ長調」の曲です。

初心者におすすめとされている黒い鍵盤を使わないで弾ける曲は
最初からハ長調の曲だったり、ハ調で弾けるように調を変更して
あるんです。

とっても有名なシャープやフラットがたくさんついている難しい曲でも
ハ調になると途端に簡単に感じられます。

 

あの曲が弾いてみたい、弾けるようになれたらいいな~と思う方は
ぜひ「ハ調でひける」という題名のついているものを探してみて下さい。

 

 

大人になってピアノを習い始めた人や小さいころに少しだけ習って
いたけれどもうすっかり忘れてしまって・・・という方には本当に
おススメですね。

なぜ調があるのか

さて私は初心者や久しぶりのおとなの方にはこのハ調でひける曲集を
おすすめしていますが、子どものころから音楽を学んできた人の中には
音を聴いて何の音かがわかる人がいらっしゃいます。
そういった人からはこの楽譜を演奏すると元の曲と調が違うので
気持ち悪いと感じることがあるそうです。

私はあまり音の高さを聴きとる力がないので調が違っていても
同じように聞こえてしまいますが。

 

 

そもそもいろいろな曲をハ調に変更できるのであればなぜたくさんの
調があるでしょう。そんな疑問が浮かび上がってきました。

そこですこーし調べてみました。そこでわかったいくつかの理由。

 

当然ですが音楽を奏でるのはピアノだけではありません。
いろいろな形で演奏されます。

●楽器によって演奏しやすい調がある。
●歌い手によって声を出しやすい調がある。

特に現代の作曲家が演奏する人や歌う人のことを
考えて作っていらっしゃると言うことですね。

 

でもクラシック曲でその調を作曲家が選んだ理由は
●「それぞれの調に感性がある」からということでした。

これを細かく説明すると難しいのですが
人にはそれぞれいろいろな性格(個性)があるのと同様に
調にも性格があり意味があるそうです。

 

なんだか難しくもありますが面白そうな話ですね。
今後もこの辺りをもっと調べてみたいなと思いました。

 

 

なんでもそういうものだと思い込まず、面白がり疑問に感じ
調べてみてくださいね。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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