意外と多い?糸巻きトラブルについて

   

vol.996

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
以前の記事で、店頭での修理のご依頼で
1番多いのはギターの弦交換という話をしました。

やはりギターという楽器は持っている方が多いと
いうこともあって、トラブルも多いようです。

で、弦交換以外にもこのトラブルも結構多いんです。

 

●糸巻きに関するトラブル

 

それは糸巻きに関するトラブルです。

固くて動かなくなったとか、
樹脂の部分が割れてしまったとか、
糸巻きに関するトラブルは少なくありません。

しかし糸巻きのトラブルで一番多いのは、
糸巻きのペグ(指で持って回すところ)が
1つだけ取れてしまった、というものなんです。

 
この状態でお持ちになるお客様の多くは
この糸巻きの持つところひとつだけを取り替えれると
思って持ってこられるのですが、
実際にはなかなかそう甘くありません。

この場合、糸巻きを全部交換することになります。
パーツひとつだけって売ってないんですよね。

もったいない気もしないでもないですが、
そのかわり動きの良い新しい糸巻きがつくことになりますので、
チューニングもラクラクできるようになると思いますし、
なによりピッチも安定もすると思います。

 

それに、糸巻きを交換するということは
弦も外してしまうことになりますので、
必然的に弦の交換も行います。

つまり、ギターという楽器の音が出る部分の
ほとんどがフレッシュになるわけです。

 

●糸巻きっていろいろある

 

どういうシチュエーションで壊れるのかは
使い方によってそれぞれ違うと思うのですが、
こういった状況だと全交換になってしまうというのは
ぜひ覚えておいてもらいたいなと思います。

 

また、実はこの糸巻きって色んな種類があるんです。

色や形だけでなく、サイズも微妙に違うんです。

持ってらっしゃるギターにはどんな糸巻きが
使われているのかも知っておくと面白いかもしれません。

糸巻きの種類については
また今度まとめてみたいと思います。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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