弾きやすいピアノは調律師さんのおかげ
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
今日は自遊空間Amiのピアノが大変なことに
なっていました(笑)
定期的な調律
皆さんのご家庭にお持ちのピアノは1年に1回程度
調律をされていると思います。
この時に調律師さんはピアノの音程を合わす
調律(チューニング)をされていますが
実は他にもこっそりいろいろなことをされています。
例えば内部にたまったほこりの掃除もされますし
鍵盤がきちんと戻ってくるか、ペダルを踏んだら
響きが十分に残るか、ハンマーは正常に動いているか
など数えきれないチェックをされているんです。
調律が終わってピアノを弾くと「やっぱり音程があうと
気持ちいし弾きやすい」と感じられると思います。
これは音程があったら弾きやすいのではなく
調律師さんが細かなメンテナンスを行い、演奏しやす
くしてくださっているのだと思います。
たまにはしっかりメンテナンスも
さて自遊空間Amiのピアノはサロンコンサートや
特別レッスンをおこなっている関係で皆さんの
自宅のピアノよりもたくさんの方が演奏されます。
調律もコンサートやレッスンが実施される前には
行っています。でもしっかりとしたメンテナンスは
普段の調律ではなかなか時間がとれませんので
今日はしっかりメンテナンスを依頼しています。
作業中にこっそりのぞくとピアノの中身がからっぽで
鍵盤もすべて外されていました。
鍵盤の動きがよくなるようにパーツを磨いていらっ
しゃるところでした。
そんなめんどくさそうなことするんだ~と思いました。
疑問はその場できいてみよう
その後「同時打弦をチェックします」とおっしゃって
いたので、それは何を確認するんですかときいてみました。
作業の手を止めてとっても丁寧に教えてくださいました。
ピアノは高音から低音の手前まではひとつの音に3本弦が
張ってあります。その弦をハンマーが同時にたたいているか
をひとつづつ確認するそうです。
これが同時にできていないと音が微妙に濁ったりする
原因になるという事でした。
確かに管楽器がアンサンブルなどで演奏するときに
「頭をそろえて!」と言われますがそれと同じような
事なんですよね。
「しっかりメンテナンス」をお願いすれば調律師さんは
こんな細部にわたって調整してくださるんですね。
何を何のためにしてくださっているのかわかると
楽器がよくなったことをさらに実感できます。
皆さんも邪魔にならない程度にいろいろきいてみては
いかがですか?
☆兵庫三田ピアノアカデミー第6期生の皆さんによる
修了コンサートが2月10日に開催決定!
只今チケット好評発売中です!
平瀬楽器のLINEに登録してください♪ | おとなのケンハモ体験会開催します! |
子供の楽器から大人の鍵盤楽器へと |
最新記事 by 平瀬 慶子 (全て見る)
- ピアノ階段でテンションアップ! - 2020年6月13日
- 気軽なミニ発表会をやりました - 2020年6月12日
- 会えてうれしいです。 - 2020年6月9日