予想しておけばあわてない?
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
今日のお昼間は大粒の雪が降りましたね。一瞬積もるかと心配しました。
準備はしていますか
お昼の雪が降っている時にちょうど車で移動していました。
このまま降り続いたら積もるような大粒の雪でしたので
「積もったらどうしよう!まだスタッドレスタイヤの準備していないよ」
などとドキドキしてしまいました。
こういった準備は時間があるときでいいか~とついつい思ってしまい
後回しにしてしまいがちです。
どんなことでもいざという時に準備していなくて困ることって結構ありますね。
楽器を演奏する時もそんなことがいくつかあります。
例えば、先日の当店のスタッフがエレクトーンレッスンを紹介するためのデモ
演奏としてミニコンサートをしてくれた時のことです。
普段はこういったコンサートは晴れのあたたかい日に行うか屋内での演奏が
ほとんどです。
でもこの日は雨が降ってきててしまい、屋根はありますが強風が吹き抜ける
かなり寒く過酷な場所での演奏となりました。
楽譜を飛ばないように譜面台に張り付けたり、演奏前には指が冷え切って
しまわないように手袋を用意したりと屋内では準備しないような物が
たくさん必要でした。
またストリートでギターなどを使って演奏される方をよく見かけます。
時々演奏途中で弦が切れてしまったりすることあるそうです。
予備のギターが準備できるわけではありませんのでこういった経験をされている
方は予備の弦をしっかり準備していらっしゃったりするそうです。
あらかじめ想定する
以前見かけた不測の事態はオーケーストラの演奏中でした。
客席から見ると指揮者の左横でバイオリンを弾いている方はどんな方かご存知ですか?
この席で弾くバイオリニストはコンサートマスターと呼ばれオーケストラの要ともいえます。
実際の細かな音の出だしや切る位置、微妙なニュアンスをオーケストラのメンバーは
指揮を見るのと同時にコンサートマスターを見て演奏しています。
この私が見た不測の事態とは、あるオーケストラでコンサートマスターの使っているバイオリンの弦が切れたのです。
あれ?と思っているとコンサートマスターのとなりの演奏者が自分の楽器を渡しました。
隣の人は後ろの人から、その後ろの人はまた後ろの人から・・・と楽器を順番に
交換し、コンサートマスターが使っていたバイオリンは舞台袖へ運ばれて行きました。
実はこれはオーケーストラの決まりだそうです。舞台袖に運ばれたバイオリンは
弦を張り直して使える状態にして戻されるか、袖にある予備のバイオリンを持ってくる
そうです。
このオーケストラのようにプロアマ限らず、備えが出来ていると動じることなく
行動できるんですね。
そんな様子を見て、楽器の演奏だけではありませんがいろいろなことを予想、
想定する癖をつけておくといいなと思いました。
楽譜は室内でもエアコンの風などで飛んでしまう恐れがあります。
楽譜ファイルを準備したりクリップを用意しておくのもいいかもしれません。
ギターの方は予備の弦を1セット準備しておくといいでしょうね。
いろいろな場面を想像してみてくださいね。
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