習い事環境を整えるために

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

最近、教室で保護者の方、特にお母様より
ご相談をいただくことがあります。

どう説明したらいいのかしら?

お悩み事の多くは「ご主人など音楽経験のない
ご家族へのいろいろなことの説明をどうしたらいいか」
という内容です。

 

実際、音楽教室に入会するのも、ピアノを購入するのも
ご家族の理解が必要です。

プロになるわけではないかもしれないけれど
より良い環境できちんと学べる場を作ることが
お子さんの将来のために必要なことです。

 
ただ誰でも、どんなことでもですが、

自身に経験がないことをあれこれとこと細かく説明してもらっても
結局イメージがわかず、理解できないことはよくあります。
なかなかベストな表現って聞く人の育った環境によって
違うので難しいです。

 

一緒に考えます!

先日も実家からピアノを移動したいけれど
ご主人が「そんな場所取るし邪魔になるだけ。まだまだそれほど
弾けてないのに!」とおっしゃられているそうです。

 

確かにピアノは弾けない方からすれば不要なものかもしれません。
でもピアノを習うことでお子さんの身に付く力がたくさんあることを
少しずつ伝えていくしかないのかなと言いつつ、一緒に考えました。
ピアノが邪魔になるとおっしゃられる場合、お子さんの演奏を聴いて
上達を感じてくれることも少ないかもしれません。
そんなご家族には「決めた期間だけ(お子さんが○○歳になるまで)ピアノを置く
という条件を付けてみてはどうかというアイディアが浮かびました。

 

奥さまに提案すると、さっそくその提案でご主人にもう一度話をしてみます!と
おっしゃられました。

最終的にピアノをご移動されるかはわかりませんが、この提案を
ご主人は割といい感じに受けとめてくださっているそうです。

 
習い事は環境を整えてこそお子さんのやる気が上がり続けられます。
でも逆に続くことがわかってから整えるという考え方もあると思います。

各ご家庭での事情や方針があると思いますのでこうでなければいけないとは
考えずに対応できればいいなと思っています。

 
明確な答えは出せませんが一緒に考えることはできますので
なんでもご相談くださいね。お待ちしています!

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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