ピアノを買うタイミングはいつですか?

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちは~♪

先日の教室受付で保護者のかたとお話しをしていました。

練習熱心?

その生徒さんは平日もお休みの日も2日に一度は教室にお越しいただいています。
特に今年に入って頻繁にレンタルにお越しいただくようになりました。

 

「ここ(教室をレンタルして)で練習したほうがはかどる?集中できる?」
と生徒さんにお伺いすると、横からお母さまが「実は家にピアノが無いの・・・」
とおっしゃいました。

「えーっ!そうなんですね!」
長いこと教室に通っていただいているのでてっきりお持ちだと思っていました。

 

「電子ピアノっていうのかな、キーボード見たいなものなんだけど古いから。
レッスンに来てもタッチもが違って練習にならなくて・・・」とおっしゃっていました。

 

 

最初のうちはキーボードの様な鍵盤楽器でもレッスンで問題がありませんでした。

でも年齢が上がっていくにつれて、ある程度のレベルまで来るとレッスン内でも細かいタッチなどの指導が入ります。
特にご本人がレンタルしてでも練習しないとレッスンについていけない感じていらっしゃるようでした。

「もう次は小学6年生でいつまで続くかわからないし、ちゃんと続けてくれるならいいけど、
もったいないような気もして・・・」とお悩みの様子。

 

たしかに本物のピアノだと中学生になって続けてくれていても、
遅い時間には練習できない可能性もあります。そういったことも考えると、
これからの年齢でどんな楽器を選んだらいいのか悩みますね。

 

楽器を購入する時期は?

結局このお母さんは「この子がもう少し小さかったら・・」とおっしゃっていました。

 

さあ楽器を買おう!というタイミング逃してしまっているように感じました。

 

もしかしたら数年前に私たちがもっとしっかり楽器をご案内しておけば
こんな風にお困りにならなかったのかなとも思いました。

でももしかしたら数年前は「もう少し大きくなって続けてくれるなら」とおっしゃっていたかもしれません。

 

どこのご家庭でもピアノというのは「高価なもの」そして「場所を取る、かさばるもの」というイメージがあります。

でもお子さんにとってピアノを習っている以上、本来は必ず必要なものなんです。

 

以前にもブログに書いたかもしれませんが、習字を習いに行って「筆」ではなく
似たようなふで「絵筆」を使っていると表現してもいいかもしれません。
同じ「ふで」ですが、全く用途が違います。きちんと習字の筆で習わなければ
正しい字は習えません。

 

レッスンを習い始めたら数か月から1年以内には楽器の購入をご検討いただくのが
いいと思います。

 

せっかくの習い事、継続できるかという不安はありますが
それも含めてお店のスタッフにお早めに相談してください。

 

その時のお子さんの様子、お家の状態を伺ってどんな楽器がおススメ
ちゃんと考えてアドバイスさせていただきます。

 

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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