お子さんへの接し方を考える

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちは~♪

今日は臨床心理士の先生のお話しをDVDで見る機会がありました。

子どもの環境と心を知る

臨床心理士のかたは医療や福祉の現場での心理相談や教育現場での保護者や生徒の心理相談を行っていらっしゃいます。
スクールカウンセラーも臨床心理士のお仕事の一つだそうです。
その映像の中では最近の子どもを取り巻く環境の変化と子どもさんへの接し方について語られていました。

 

最近の子どもは学校での勉強の他に塾や習い事があり、毎日とても忙しくなっています。
そのため子どもたちが保護者の方や周りの大人とゆっくりとお話しをする時間がとても少なくなっています。

 

そして小学生のお子さんはご自身の思いをうまく言葉にする事はまだまだできません。
ですから自分の思いが伝えられないもどかしさからすぐにすねたり、癇癪を起してしまうこともあるようです。

保護者や周りの大人は

そんなお子さんにたいして「なんでわからないの」「ちゃんとしなさい」とついついおとなは言ってしまいがちです。

 

実はこの耳にする、使う言葉ですが子どもたちにとっては何をどうしたらいいのかがわかりにくいいい方
もっと具体的に○○に注意してなど指示することでお子さんには何をどうしたらいいのかが伝わるということでした。

 

また「○○しないと○○出来ないよ」といったり「なんでちゃんとしないの」というネガティブな言葉かけではなく「○○すると○○になれるよ」といったポジティブな表現であらわすことが効果的ということでした。

 

難しく言うと、教育心理学における心理的行動の一つ「ピグマリオン効果」と言い
人間は期待された通りに成果を出すというものです。
やはりお子さんにこうなってほしいという期待は良い言葉で表現してあげる事が大事なんでしょうね。

 

話しのききかた

またお子さんの「見て~」「あのね」は忙しい保護者の方にとって大変な時もあると思います。

でも「きっと○○って言いたいんでしょ」という先入観や思い込みで対処せずに耳を傾けてあげてることも大切だそうです。

 

毎日一緒にいる保護者の方はなかなか感じることはできませんが、日々お子さんは成長しています。

 

昨日も生徒さんが発表会にむけて練習しなきゃ~と言っているのを耳にして驚きました。

というのもその生徒さんは2歳くらいからお姉ちゃんについて教室に来ていました。その時はぬり絵やおままごとをして過ごしていたのですが、今もその年齢のイメージのままおしゃべりをしていました。

いつの間にそんなことを言う様になったの!成長したね~!と感じました。

 

少しずつ自立に向かってやりたいことが明確になって来ています。

そんな変化や成長を一緒に見守っていきましょう。

 

 

 

夏休みは家族みんなの生活リズムが乱れます。保護者の皆さん、できるだけ心に余裕を持って過ごしてください。

困った時はいつでもお話ししに来てくださいね~。お待ちしています。

 

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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