知っていましたか?音の高さはどうして変わるのか?
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
今日はスタッフと一緒に楽器の音についてすこーし勉強しました。
音の伝わり方
ご存知の通り、音というのは空気や物の振動によって伝わります。
空気のないところ(真空)では音は聞こえない(伝わらない)ということになります。
分厚いガラスや壁、2重サッシの窓などは空気の振動を遮るので音が聞こえにくくなります。
またやわらかい布などは空気の振動を吸収します。たとえば床が絨毯張りのお部屋はフローリングのお部屋より音の振動が少なくなります。
一般的な防音を検討される方に工務店さんなどが、床を絨毯にしたり、厚めのカーテンをおすすめされますがが、空気の振動を減らして音が伝わりにくくなるようにということなんですね。納得!
ピアノや楽器の音はとても大きな音ですので、それぐらいではあまり変化を実感できないかもしれませんが・・・。
音の高さはなぜ変わるのか
そしてその次は、そもそも音の高さってどういう仕組みで変化するのでしょうというところからお勉強しました。
調べてみると「圧力の変化が繰り返される数(振動数)によって決まる」と書いてありました。
そんなこと言われてもちっともわかりませんね(笑)
簡単に言うと空気や物が振動する回数によって音の高さが変化するということらしいです。
振動回数が多ければ高い音、少なければ低い音になります。
ギターなどの弦楽器は弦が振動することで、管楽器は管の中の空気が振動することで音が出ます。
この振動回数は管や弦の長さによって変わります。
短いと振動が激しくなりますので「高い音」、
長いと振動がゆっくりになりますので「低い音」が出るということです。
今日は実際にリコーダーやウクレレを使って確認してみました。
弦の長さを短くする(フレットを移動する)と確かに音は高くなっています。
リコーダーも指を離していくと音が高くなりますが、穴が開いています。
要するに管が短くなっているということなんですね。
わかっているようで・・・
学生時代から当たり前のようにいろいろな楽器に触れてきています。管が短くなると音が高くなる、長くなると音が低くなるということは知っていました。
でも今日改めて調べてみて、音の高さは振動が「激しい」と「ゆっくり」に関係があることを理解しました。
長年、楽器店のスタッフとしてお仕事しているのにちょっと恥ずかしい気もしますが
大目に見てください(笑)
「知らないこと」を「知ってること」に変えるって楽しいと思いませんか?
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