いい音で演奏するために楽器を守ろう!(湿気は大敵)
2017/06/07
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
そろそろ梅雨の時期ですね。
ご自宅では梅雨の時期って洗濯物が乾かなくて困ったりしますよね。
実は楽器も梅雨の時期は要注意です。
梅雨の時期、楽器は?
例えばギター。ボディは木でできています。木は湿気を吸うと膨らみます。
ネックなどのゆがみが出たりしますので湿気の多いところに置いておきのはよくないんです。
エレキギターも実は見た目にはわかりにくいですが、ボディは木でできています。
それ以外の金属でできている部分は大丈夫と思いがちですが、湿気は「錆」の原因。
その錆によって接触不良やガリが起こることがありますのでこちらも気をつけないといけません。
管楽器の中でも木管楽器はボディが木製なので湿気は要注意です。楽器ケースにに小さな乾燥剤を入れて置かれる方もありますね。
でもそれ以上に乾燥にも注意が必要です。乾燥しすぎると木が収縮して割れの原因になるからです。
梅雨の時期だからと楽器を除湿機のそばに置いたり、たくさんのお菓子の乾燥剤をいれておくのも過乾燥になってよくないですね。
室内や保管場所を適度な湿度で保つことは楽器にはとても重要なことです。
今月のおすすめは乾燥剤
梅雨の時期、ピアノに起こりやすい不具合はスティックと呼ばれる動作不良です。
鍵盤が戻りにくかったり戻らなかったり、鍵盤が動いていても音が鳴らなかったりする現象です。
これは湿気によりピアノの内部の部品、フェルトや木でできている部品が膨張しておこります。
こんな不具合が起きた時には調律師さんに連絡して修理してもらうのが一番です。
でも不具合が起こるのを予防することもできます。
その一つはピアノを置いている部屋のエアコンをつけて湿度を一定に保つこと。
二つ目はピアノの内部にきちんと乾燥剤を入れて湿気をコントロールすることです。
もしピアノを調律をしていない期間が2年以上であれば、調律師さんが入れてくださった乾燥剤の効果も切れています。
近々調律に来てもらう予定なら調律師さんにお願いすれば入れ替えてくださいます。
もし調律予定日までにしばらく期間があって、湿気が気になる方は楽器店で乾燥剤を購入して、ピアノの中に入れておいてもいいかもしれません。
平瀬楽器三田センターでは今月のおすすめとして「乾燥剤」を店頭にて販売しています。
どこに入れたらいいかわからない場合はあらかじめスタッフにご確認くださいね。
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