耳で調性を感じる

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

皆さんは曲を聴いてその曲が何調がわかりますか?

感覚で学ぶ子どもたち

4歳や5歳の子どもたちが通う幼児科のレッスンでは
2年間で短い曲や長い曲、楽譜の無い曲などたくさんの曲を
聴き、演奏します。

この幼児科では聴くことに重点が置かれています。
そして2年間でハ長調、ト長調、ヘ長調、ニ短調、イ短調の
5つの調と13の和音を感覚で自然に学べています。

 
大人になってからこの辺り(調や和音)を学ぼうと思うと
感覚では難しく、説明をきき、まずは頭で理解しようとします。
子どものころに音楽教室経験の無い私はこの辺りがとても苦手です。

 
でも教室通っている子どもたちはこの感覚を苦手とか得意と感じる
前に習得してしまっています。
私も子どもたちのようにわかりたいと思って、いろいろな人に
説明してもらうのですが、先に頭で考えてしまうので、
いつも途中でわからなくなってあきらめてしまっています。

 

 

でも最近ユーチューブで面白い動画を配信されている方を
見つけ、すっかりはまってしまっています。

長調と短調の違い

その動画では男性が2人で歌われています。
(チャンネル名:メロガッパ -MELOGAPPA-)

このお二人の歌、とっても上手なんです。
わーかっこいい!と思って見始めたわけですが
最初は人気のある曲を男声2部にアレンジして歌っている
だけだと思っていました。

 

 

でも順に他の動画を見ていると
「○○を途中から短調にしたら・・・」という面白そうな
題名の動画がありました。
実際聴いてみると私でもすごくよくわかるんです!
歌詞も明るい曲なのに、短調になったとたんめちゃ
くちゃ悲しい気分にさせられてしまうんです。
これが感覚で理解するという事なんだ!と思いました。

 

子どものころに音楽経験のある方にはどうってことないかもしれませんが、
ご経験の無い皆さん、ぜひ長調と短調から受ける感覚の違いを感じてみてください!

 

かなり感動しますよ。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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