おとなのレッスンって

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

数日前レッスン終わりのおとなの生徒さんと長話をしてしまいました。

先生の前で緊張する

私と同じくらいの年齢のおとなの方ですが
数年前まではお子さまが教室に通われていました。
子育てが落ち着き、今度は自分自身のためにと楽器を習い始められました。

時々お声をかけて状況をお伺いするのですが
今回お伺いすると「自宅で練習していたらできるのに先生の前では
緊張して、焦って、できなくて・・・帰りは落ち込んでしまいます」と
おっしゃっていました。

 

実は私も楽団の練習などで指導者にチェックされると
いつもはできるのに焦ってできなくなってしまうことが
あるのでその気持ちがよくわかります。

 

また先生は練習していないからできない人と
練習してるけれど今できないだけの人はちゃんと
わかっていらっしゃるのでそれをお伝えすると
少しホッとされたようで笑顔になりました。

おとなと子どもの指導の違い

その後の話で「きちんとできていないのに
どんどん次の曲に進んでいくんですが、
他のレッスン生もそんなレッスンですか?」
という質問がありました。

 

個々の先生がどのようなレッスンをされているか
はっきりわかりませんので詳しく伺うと、
これまで自分がピアノを習っていた時や
お子さまのレッスンでは1曲、1曲をきっちり
仕上げて、花丸をもらうような流れでした。

 

でも今の楽器のレッスンでは取り組んでいる曲が
完ぺきと言える状態ではなくても次の曲を
練習し始める形になっているとのことです。

でも毎回レッスンの最後にはこれまで練習して
レッスンした曲を今やっている曲から順に
さかのぼって演奏するという時間があるとのことでした。

 

 

結局おとなの方のレッスンは頭では理解しているけれど
体が思うように動かないと感じられることが多いです。

子ども対象のレッスンのように細かく1曲に
こだわってレッスンしていくより、様々な曲を
ある程度練習してく中で少しずつできるように
なること。しかもなるべく飽きないように・・というのが
長く続く秘訣かもしれませんね。

 

今回は生徒さんとの会話であらためて
「おとなと子どものレッスンの違い」を感じることができました。

 

皆さんももっと気軽に楽器を始めてみてはいかがですか?

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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