弾く人、教える人、直す人
vol.1059
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
ずいぶん昔の話なのですが、
ある先生からこんなことを言われたことがあります。
「私は教える人 弾く人じゃない」
●弾く人
昨日、ある友人の紹介で、エレクトーンの講師を
やってらっしゃる方とお会いしました。
その方はこれから新しい仕事をはじめるに当たって
いろいろと考えているということで、
わざわざ時間作って話を聞きに来てくださったんです。
まー、仕事の話も色々したけれど、
その方のお話の中で気になったのは
弾くことを意識してたくさんやってらっしゃる
ってことでした。
最近はニューヨークでの演奏活動を
注力されているとのことで、
9月には大きなコンサートホールでの
本番も決まっているとのこと。
それに加えてこれからは
教える活動もどんどんやっていきたいと
意欲満点の方でした。
こういう前向きな方は
とっても気持ちいいですよね!
●直す人
我々ピアノ調律師は、
ピアノの音律や調整を直すのが仕事です。
調律師ってピアノを当然弾けるものと
思われがちなのですが、
実はそんな事はありません。
もちろん弾ける人もいるのですが、
そうじゃないほうが多いんです。
でもそれは分業体制が整っているから。
パイロットと整備士の関係というと
わかっていただきやすいのですが、
パイロットは整備ができなくても大丈夫。
整備士は運転できなくても大丈夫なんです。
●でも、できる方がいいに決まってる
調律師はピアノ弾けなくても大丈夫です。
でもね、弾けたほうがいいんです。
だって、弾く人の気持ちがわかるほうが、
いい調律ができるに決まっているから。
どんなピアノが気持ちいいのかを知っている人が
いい調律師になれるんだと思います。
それと同じで、きちんと演奏できる人が
いい先生になるのかなと思うんです。
もちろん得手不得手はあるでしょう。
でも、いざというときにばりっと弾ける、
そんな先生がステキだなぁと思いますし、
たとえ規模が小さかったとしても、
演奏活動を続けている先生って理想だなって
思うんです。
いろんな考え方はありますが、
ぼくはそんなふうに思うんですよね。
皆さんはいかがでしょうか?
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