ピアニカの吹き口を買うときのポイント!

      2016/10/25

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちはー♪

 

お電話でお問い合わせがありました。

ピアニカの吹き口あります?

ピアニカの吹き口売ってますか?今日買いに行きたいんですが・・・」

「大丈夫です。ヤマハのピアニカですね。在庫しておりますので大丈夫です。ご来店お待ちしています!」

 

ご来店いただいてコチラでよろしいですか?と商品を確認いただくと

お客様は「ちょっとよくわからないので写真撮ってきました。はい、これです。」

images

「これは・・・! バンビーナ メロディーホーン

実はこの楽器「ピアニカ」ではないんです。

 

 

以前の記事にも掲載しておりますが、通称「ピアニカ」は正式名称を「鍵盤ハーモニカ」と言います。

 

色々なメーカーから鍵盤ハーモニカは作られていて各メーカーで呼び名が違います。

 

一般的なところでは

ヤマハの「ピアニカ」

1

スズキの「メロディオン」

3

ゼンオンの「ピアニー」

4

その他各種いろいろ。

 

よ~く見てください。この写真(色はそれぞれ違います)それぞれ形がちょっと違います。

 

メーカーごとに吹き口が違う

鍵盤数や音域はどのメーカーも同じものがあります。メーカーごとに本体や吹き口の形状が違うのです。

 

見た目も形も他と全く違うメーカーもあれば、形状はよく似ていますが、本体と吹き口をつなぐ部分の太さが全く違うものやビミョーに違うものなどいろいろです。

 

販売する側としても、お使いの鍵盤ハーモニカのメーカーがわからないと、どれをご案内すればいいかわからないので、とても困るところです。メーカーが間違っていなければ正しいものをご案内できるます。

 

 

今回は「ピアニカ」とおっしゃったけれど、念のために写真を見せていただいたので違うことがわかりました。

しかしほとんどの方は鍵盤ハーモニカ=ピアニカと思っていらっしゃることが多く、購入して帰られた後に使えないと判明することがしばしば。

しかも、幼稚園や小学校で先生方も「鍵盤ハーモニカ」ではなく「ピアニカ」と表現されることがあります。

 

以前は学校で備品として購入されたり、園でまとめて購入するためにお問い合わせをいただ際に

「スズキのピアニカの吹き口をお願いします」なんておっしゃられたことも。

 

可能ならば本体をお持ちください

普段からいろいろな鍵盤ハーモニカを目にしている幼稚園の先生でもこのような思い違いがあります。

たまに目にするだけのお父様やお母様は違いがはっきりわかるものではないと思います。

ですから、吹き口をご購入される際は、できるだけ本体を持って来ていただくことをお勧めします。

 

当店では一般的な鍵盤ハーモニカの吹き口を常時在庫しています。

他にも鍵盤ハーモニカのクリーニングも行なっています。お気軽にご相談ください。

 

鍵盤ハーモニカのクリーニングについてはこちらをご覧ください。

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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