効果的な演奏への取り組み方
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
昨日は楽団の練習に参加してきました。
イメージを揃える
社会人が集まって活動している楽団ですので
練習ごとに参加はまちまちです。
練習のたびに参加する人に注意事項を伝えていたのでは
同じことの繰り返しになってしまいます。
基本的には同じ楽器を演奏するメンバーが
参加できなかったメンバーに伝達を行うということになっています。
普段の練習ではLINEなどのコミュニケーションツールを活用したり
合奏前の少しの時間で伝達を行っています。
でも昨日の練習ではいつもと違った試みをされました。
それは演奏する曲に対する作曲家の意図やイメージを
共通の認識にすることでした。
曲というのはいくつかのモチーフやテーマがありハーモニーやリズムが
変化していくことで長い曲になります。
また曲によっては作曲者がストーリーを考えているものがあります。
そのストーリーを共通イメージとして把握するようにしました。
それにより同じメロディを演奏していても曲の最初と中間部、最後では
全体的な音量感や盛り上がりの変化がわかるのではないかということでした。
子どもの演奏も同じ
早速、大体のストーリー的な説明を聞き、イメージを揃えての
合奏を行いました。
前回まではバラバラだったニュアンスが大まかではありますが
揃ったように感じられました。
イメージを揃えての演奏は各自が個別に練習する時にもとても有効だと
思います。
そして一人で演奏する時も同じことが言えるのではないでしょうか。
曲の全体的な流れのイメージを理解して演奏するっていいなと
思いました。
ヤマハ音楽教室の幼児科のレッスンでもこの曲はどんな様子を
表しているかといったことを映像(DVD教材)でイメージさせてから
取り組むことがあります。
子どもたちにとって想像しにくいことはまずは目で見てイメージさせ
演奏に取り組むようにできています。
イメージってとても効果的なことなんだなと改めて感じました。
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