マイクのスイッチ、あるのが普通?ないのが普通?
vol.988
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
先日、あるレストランから
マイクやスピーカーについてのご相談を
お受けいたしました。
現場に伺わせてもらい、使われている機材の確認をし、
今後の提案などをさせてもらったのですが
その時にはっと気づいたことがありました。
●マイクのスイッチ
長く使われていたマイクは完全に壊れていて
新しいものを用意しないといけないと状態。
どれぐらいの頻度で使われるのか、
どんな用途で使われるのか、
そのあたりを伺った最後の質問として、
「スイッチはあったほうがいいですか?」
と聞いたんです。
すると、店長さんの反応は「?」でした。
日ごろから音響の仕事をしている我々からすると
マイクにはスイッチがついていないのが
当たり前なんです。
それは舞台上のマイクを握っている人が
勝手に手元で切らないように
スイッチがないものを使うことが
ほとんどなんです。
でも、それは我々の常識であって、
普通の方々にとってマイクにはスイッチが
ついてるのが当然だったんですね。
●常識はどこにある?
長くこの仕事をしてると、
常識がどこにあるのか
分からなくなる時があります。
そういうときにこのようなやりとりが
生まれてしまうことに繋がります。
今回は大きな問題にはなりませんでしたが
細かいこういう物事が積もり積もると
大変なことになるんだろうなぁと
いう気づきにつながりました。
他にもレストランでは
客席数やフロアの広さに応じたサイズの
アンプやスピーカーが必要になります。
といっても音楽はメインではありませんので
ガンガン響かせるようなものを選ぶのはNG。
音が鳴れば何でもいいやではなく、
ある程度場所に合ったもの選びというのを
意識してやるようにしています。
良いものを選べばいいとか
有名なメーカーのものを選べば良いとか
いうのではなく、
逆に安いものでも音さえ出れば何でもいいと
いうものでもなく、
その場にとってベターなものをお選びする
お手伝いができればなと思っています。
最近こういった飲食店でのお話が多いので
余計に感じたその日の出来事でした。
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