思いを言葉にする訓練
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
平瀬楽器では普段から生徒さんの状況をお聞きし
いろいろなアドバイスをさせていただいています。
皆さんはきちんと自分の考えを周りの人に
思っている通りに伝えられていますか?
先日講師からある生徒さんの現状について
伺いました。
自分の考えを伝える
実は最近の学生さんによくあることですが
自分がどう思っているかをはっきり話してくれない
そうです。
確かにレッスンのお問い合わせにお越しいただく
親子でもよく見られることです。ついつい
保護者の方が代わりに説明されることが多いです。
確かにお子さんはうまく説明できないだろうから
と保護者の方が説明されるのですが
代わりに話してもらえると思ってご本人は
しゃべらないということがあります。
でも私たちは目の前でご本人の口からどうしたいかを
伺いたいと思っています。
できればご本人から「私はこうしたい!」といって
ほしいと思っています。
ご本人から聞けばニュアンスが違って聴こえるかも
しれませんよね。
レッスンでの取り組み
先日お話しした先生は当初からなかなかうまく
自分の考えを言葉にしない生徒さんに対して
レッスン終了の際、今日はどんなことを感じましたか?
と質問するそうです。
もう3~4か月これに取り組んでいるそうですが
あまり自分の感情を言葉で表現しない生徒さんに
とってそれに答えることはとても難しいことなんで
しょうね。その質問をすると「はぁ~」と毎回大きな
ため息が出るそうです。
実は先生はレッスンの感想を聞きたいのではなく
自分の感じたことをきちんと言葉にする練習の
ためと考えていらっしゃいます。
楽器がうまく演奏できるようになるためだけの
レッスンではなく精神的な部分も成長できるように
と考えてますとおっしゃっていました。
確かに音楽というのは評価や表現を数字で
表すことができません。
だからこそ「こうしたいという思い」をできるだけ
わかりやすい言葉にできるようにする訓練は
必要なんでね。
次回も頑張ってほしいなと思います。
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