三河屋さんになりたい
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
一昨日待望のベヒシュタインが教室に搬入されました!
1日おいた昨夜、調律をしに行ったのですが、
そこにはおもしろい光景が広がっていました。
●めずらしさ
そもそもグランドピアノが1台入っていた教室に
もう1台グランドピアノが入っているという時点で
物珍しいのですが、
しかもそのピアノがヤマハやカワイなどの
国産メーカーではなく、ヨーロッパのピアノと
いうことで、生徒さんのお母様方が
非常に興味を持たれているご様子。
調律をしている間も外から覗いたり、
教室の中に入ってこられたり(笑)
昨日は時間もあったので、
このピアノはこんな感じのピアノなんですよ
という説明をしたり、
ついでにじゃあこんなこと聞いていいかしら、と
アップライトピアノの譜面台についての質問を
受けたりとか、なかなか楽しいひとときでした。
よく考えてみれば、調律に伺った時は
そんな話をするものの、
生徒さんや生徒さんの保護者の方々と
そういうお話をすることって
ほとんどないんですよね。
でもピアノを前にすると、そういう機会は
自然と増えてくるわけで。
こういうのってとても大事だなと思いました。
●啓蒙活動は気軽に
ピアノに対する理解を深めてもらうために
という名目でこれまでセミナーを企画したり
してきました。
しかし、そんなセミナーなんていう
肩肘張ったものではなく、
もっともっとフランクにピアノを間に挟んで
いろんなお話ができる場を作っていくというのも
必要かなと感じました。
●よくご存知なんだけど
ピアノという楽器はみなさんよくご存知では
あるのですが、わからないことだらけな
楽器でもあります。
車のことで不安があれば車屋さんに
相談に行かれます。
テレビの不調があればすぐに修理の
依頼をされます。
でもピアノの場合は意外とそのまま放置
してて、わからないまま過ぎ去って
しまうことが多いんじゃないかなと
思うんですよね。
昨日はたまたま高級なピアノが間に入っただけで、
それは別にピアノに限る必要はありません。
ウクレレでも太鼓でも何でもいいと思うんです。
サザエさんの三河屋さんでは無いですが、
もっともっと身近に楽器屋さんという存在が
あって、ピアノやその他の楽器のことが
何でも相談できるような、そういう立ち位置に
なれたらいいな、と。ならなくちゃいけないなと
感じた昨夜の立ち話でした。
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