こんなところにもあったリズムの違い
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
今日は日曜日。皆さんはどんな休日を過ごされましたか
お坊さんのお話
私は今日は法事でした。
大切な家族と故人を偲んで一日を過ごしました。
その行事の中でお坊さんがお話された仏法のお話はとても興味深いものでした。
まずお数珠と念仏についてのお話でした。
「なんでなんでといろいろ考える前に繰り返し念仏を唱えようという教えがある」
自分の行動を「なんで?なんで?」と考えることは大切なことですし必要なことです。
でもまずはとにかくやってみよう、そしてやっていく中で理解できていくことが
あるということなのかなとお話を聞いていて思いました。
そして、そのお坊さんが持っていらっしゃる数珠は一回りすると108個数えることができ
さらに一回りを1として短いふさのところについている数珠の数でもっとたくさんの
数を数えることができる様になっていて、これにより修行中の念仏を唱えた数を
数えられる様になっているということを教えていただいきました。
それを聞いて念仏を数えた回数をちゃんと数えながらも無心に唱えるということができる様に
なっていることに少し驚きました。
そして今日の一番の驚きはリズムのことでした。
ここにもあったリズム感
宗派によるお経のリズムの違いです。
この歳になるとたくさんの告別式に出席する経験があります。
そこでお経を聞いているといろいろな音を鳴らされます。各所で耳にするお坊さんが唱えられるお経は違います。
でも聞いていて何が違うのかほとんどわかっていませんでした。
しかし今日お坊さんがカネや木魚を叩きながら念仏を唱える時の宗派による
叩き方(タイミング)の違いを教えてくださいました。
宗派によって頭打ちでリズムを刻む宗派と裏打ちでリズムを刻む宗派があるということを。
しかもこんな風に…とやって聞かせてくださいました。
それを聞いて「ああ、そこに違いがあったのか!」と、やっと子供の頃から聞いていた実家のお経との違い、
各所で耳にするお経の違いに納得できました。
クラシックやポップスなどのリズムはジャンルによって違うということはわかっていましたが
こんなところにもリズムの違いが関係していたことを発見できました。
今日はこの歳になってもまだまだ知らないことがあり、それを知ることができて得した気分になりました。
新しいことを知るってワクワクしますね。
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