記憶より正確な記録
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
皆さんは楽譜って何のためにあるのかを考えてみたことありますか?
メモやノートを取る
人は新しいことを覚えるのが得意な人ととそうでない人がいると思います。
もちろん繰り返し同じことをやれば覚えるのが苦手な人でもその一つの事を覚えることはできると思います。
でもお仕事も勉強も一つだけを覚えたら終わりというわけにはいかないことの方が多いですね。
ですから子どもたちは学校で授業中にノートを取ります。それをまた見返して思い出すことで理解を深めたりしていきます。
おとなもメモを取っていいると思います。例えば自宅でも会社でもお客様から電話がかかって来た時、相手の名前や連絡先、用件を控えていると思います。
それを見直すことで次の行動が正確に行えるようになっています。
ただノートやメモの書き方は人によって千差万別。
他の人がメモやノートを見て理解できることもありますが、まったくわからないこともよくあると思います。
私の場合、他の人に見てもらう時はこれで伝わるのかどうかを考えて書きなおすこともあります。できるだけメモの段階からわかるように書きたいと思うのですが急いで書くと字が汚いので(笑)
でもきちんと書かれているメモやノートなら他の人が見ても何が書いてあるのか、その後どうしたらいいのかなどがきちんと伝わると思います。
作曲者のメモ
作曲者が作った曲をどのように演奏したいかということが書いてあるメモから最終的に出来上がっているものが楽譜だと思います。
作曲家は心や頭に浮かんだ曲をまずは忘れないようにメモに取るということをさせれていると思います。もしかしたら次の瞬間には忘れてしまうかもしれないからです。
「記憶」の中にいつまでも残しておける人はメモは必要ありませんが、次々浮かんでくるメロディを「記録」に残しておこうということだと思います。
最近はレコーダーに録音して記録される方も多いようですが。
そうして出来上がった曲を一定のルールに基づいて書かれたものが楽譜だと思います。
昔の伝統芸能は口伝えが多かったかもしれません。
記憶よりも記録で残す。それによりやりたいこと、やってほしいことが明確に伝わるってとっても大切だな~と思いました。
お仕事でも、吹奏楽団でもきちんとメモをとってわすれないようにしたいです!
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