ピアノのなかってややこしい!
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
ここ何日か続けて調律師の方からピアノパーツや工具の手配をお願いされました。
ピアノの内部
教室のピアノをお掃除します。
鍵盤をきれいなクロスでふいてほこりや汚れを取ります。
ピアノの外側はクロスでほこりを取り除いてからユニコン(いわゆるわっくすみたいなもの)でふきあげます。
毎日いろいろな人が演奏や練習をするピアノです。
できるだけ、きれいな状態にしておきたいと思っています。
そういったお掃除のために私たちスタッフがピアノに触れる機会はたくさんありますが、
ピアノの中を見る機会というのはそんなにたくさんあるわけではありません。
パーツを調べるついでもあって今日はピアノの内部を図面にして各部品を確認できる表を見せてもらいました。
↑これはアップライトピアノの鍵盤からピアノの弦をたたくハンマーまでの図面です。
細かい数字がたくさん入ってます。
見ただけでなんだこれ?と思ってしまいました。
ぱっと見ただけでもこの部分に100以上の部品が使用されています。
これは1音だけを横から見た図ですので、88鍵盤トータルするとすごくたくさんの部品でできていますね。
ペダルや弦も含めると一体いくつの部品でできているのか・・と驚いてしまいます。
調律師さんのお仕事は音を合わせるだけじゃない
調律師さんいわく、中の1つが壊れただけでピアノはならない音ができてしまったり、演奏しにくくなることがあるとのこと。
どうして壊れるの?とよくわからない私は思ってしまうのですが。
ピアノは木やフェルトなどの天然素材でできています。
使っても摩耗するし、使わなくても自然な消耗による故障が起こることがあるとのこと。
確かに来ていない服でも収納していると色が変色したりしますもんね。
調律師さんは「できるだけ定期的な調律でピアノをいい状態に保ってください。」とおっしゃいます。
たしかに定期的な調律はもちろん大事です。
でもせっかくなので「定期的に楽器を演奏する(触る)」を大事にしてほしいと思います。
楽器を演奏することで、いつもの良い状態を常に知っておき、いつもと違う!と感じたらメンテナンスに来てもらう。
そうすることがいつもいい状態で楽しく演奏できることにつながると思います。
■ 日刊メルマガ登録してくださ~い♪ |
---|
毎日の生活の中で感じる「音楽」をお伝えする 【日記以上コラム未満な日刊メールマガジン】です。 ぜひ登録してくださいね♪ |
最新記事 by 平瀬 慶子 (全て見る)
- ピアノ階段でテンションアップ! - 2020年6月13日
- 気軽なミニ発表会をやりました - 2020年6月12日
- 会えてうれしいです。 - 2020年6月9日