障がいを持った子どもたち
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は発表会、音響の仕事で伺ってきました!
●障がいを持った子どもたち
当店所属講師にN先生という方がいらっしゃいます。
大ベテランのN先生は、もともとヤマハ音楽教室の
講師をやってらした方で、指導も成績
(入会とか進級とか)も優秀でヤマハ本部から
表彰されたこともあるような方です。
そんなN先生、いまはヤマハ講師をお辞めに
なって、個人レッスンを教えてらっしゃいます。
個人レッスンといっても長いキャリアが
ありますので、小さなお子さんから受験生まで
幅広く見れる先生ということで大変重宝している
のですが、ここ数年は障がいを持った子どもたちの
レッスンに特に力を入れていらっしゃいます。
●出来ること・出来ないこと
指導や姿勢を気に入っていただいた方からの
紹介が相次ぎ、いまや結構な人数の障がいを
持った子どもたちを教えていらっしゃるN先生。
昨年からは、その子たちが中心となった発表会を
やってみようということで一緒に取り組ませて
もらっています。
障がいと一言でいっても多種多様。
言葉を発することが出来ない子もいますし、
健常者じゃないかと思うほどに普通に会話や
やり取りが出来るような子どももいます。
ですので、当然出来ること・出来ないことが
違ってきます。
そんな一人ひとりの状態に応じて課題を与え、
時間をかけて作ってきたのが昨日の発表会でした。
●フォロー
普通の発表会であれば、
名前を呼んで、ピアノを弾いて、
お辞儀をして、拍手をもらって、
舞台から下がったらおしまいですが、
昨日の発表会はそうはいきません。
人前に出ることに拒否反応を示す子も
いますし、太鼓のバチを一人で手に
取れない子もいます。
鍵盤の位置を教えてあげたり、
一緒に歌を歌ってあげたり、
とにかく手がかかるんです。
でも、それもすべてN先生の門下の方々が
中心となってフォローをしてくださっていました。
これも先生と生徒さんの長年の信頼関係の
賜物だなぁと思った次第です。
●あったかい会場
会場に来られるお客様の大半は
出演者のご家族です。
ですので、障がいを持った子どもたちに
対する理解は十二分に持ってらっしゃる方ばかり。
たとえ人前に出ることが嫌になって駄々を
こねる子がいたとしても、囁くような声で
歌ったとしても、すべてニコニコと
受け入れてくださっていました。
日頃は普通の発表会やコンクールなどの
仕事が多く、本番の現場でつっかえつっかえ
演奏をしているのを聞くと顔をしかめがち
なのですが、昨日は全く逆でした。
つっかえつっかえだったとしても
笑顔で見守れる発表会でした。
「音楽で、この街の笑顔を増やします。」
という理念は、上手な人たちだけに向けての
言葉ではありません。
昨日のような障がいを持った子どもたちで
あっても、音楽を通じて周りの人と一緒に
笑顔になることが出来るのであれば、
それに向けての労力は惜しみたくないと思っています。
障がい者向けのレッスンというのは大変では
ありますが、取り巻く環境も含めて
ひとつの完成形がここにあるのかな
と思った昨日の発表会でした。
また来年も同じ時期に開催する予定です。
いまからまた楽しみですね。
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