マイクは○○やっちゃダメ!!〜怒りのブログ

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

今日は屋外でイベント音響のお仕事でした。

疲れました。でも、それ以上に怒ってます!

 

やっちゃダメなこと

 

今日のイベントはひとつのステージに色んな人が出たり入ったりする、いわゆるイベントステージでした。

プロもアマチュアもごっちゃまぜ、歌もダンスも消防訓練もごっちゃまぜ、色んな人に楽しんでもらうためにはこんなふうにいろんな属性の楽しみがあるステージを作るっていうのが一番効果的なんだと思います。

 

そんなイベントの出演者の中にやっちゃダメなことをした人がいました。

その「やっちゃダメなこと」っていうのは、マイクをポンポン叩くアレです。通称マイクポンポンです(そのまんまやないかーい!)。

 

ちゃんと知ろう

 

あれ、なんでやるんでしょうね?テレビの影響なんでしょうか?プロレスとかなのかな?

とにかくひとつ言えることは、どんな理由があったとしてもマイクの頭をポンポン叩くのは絶対ダメなんです!

マイクは非常にデリケートな楽器です。頭をポンポン叩いたりすると壊れちゃうおそれがあります。

また、そのポンポンという非常に大きなノイズが発生することで、アンプやスピーカーまでもが壊れてしまう恐れがあります。

とにかく、絶対にNGなんです。なぜかみんなやりますけど!

 

誰のもの?

 

そもそも論として、そのマイクは誰のものなのですか、ということなんです。

屋外会場のイベントで、会場に設置されているマイクなんかあるわけありません。当然我々業者が持ち込んでいるものなんです。

しかも、マイクって結構高いんです。普通のマイクでも2万円くらいしますし、ワイヤレスマイクになったら倍以上します。

打楽器であれば叩くのは問題ありませんが、マイクはそういうものではありません。

楽器じゃなかったとしても、人から借りたものをポンポン叩くなんてことするような人はいませんよね、きっと。

そんな大事な大事なマイクをポンポン叩かれた日にゃあ激怒もしますよ、ほんとに。

 

 

そんなことありませんか?

 

でもね、そんなポンポンする人が相変わらずずっとずっと減らないということは、我々がキチンと伝えられていないっていうことなのかもしれません。

業界の常識であっても、一般社会に浸透していなければ、それを通すことはむつかしいのかもしれません。

でも、逆に言うと日々の生活の中で、無意識に誰かの逆鱗に触れちゃうようなことをしているのかもしれません。

 

ひとつひとつの行動をチェックするのはむつかしいかもしれませんが、プロがいる場所ではプロにある程度委ねるのも大切なことなのかもしれません。そうすることで、少なくても今日はこんなに怒らずに済みましたし、次回以降同じような過ちをしないんじゃないかなと思います。

 

マイクを持つ機会って地味に少なくないと思うんですが、カラオケであっても、スピーチであっても、マイクポンポンはぜっっっっっっっっったいにしないでくださいね!約束ですよ!!

 

 

 

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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