スタッフ研修で自分が勉強しています。
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
先日から新しい受付・販売スタッフが来てくれています。
研修期間
平瀬楽器のスタッフはアルバイト・パートであっても受付から販売までなんでも行っていただいています。はじめてお仕事に来ていただくとた~くさんの仕事にびっくりされることが多いです。
最初は電話応対や店頭の商品知識、レッスンの種類など覚えていただくことになります。
たんなる電話応対と思う方もいらっしゃいますが、当店にかかってくる電話はレッスン生からの欠席連絡、ピアノの先生からの楽譜の注文、新規のお客様レッスンに関するお問い合わせ、楽器の修理に関する問い合わせ、取引先からの案内や連絡などほんとうに様々な内容があります。
とくに音楽経験の殆ど無いスタッフは楽譜の問い合わせ、店頭在庫のお問い合わせにとっても焦ります。
今日のお問合わせは「ブラームスのシンフォニーのポケットスコア」でした。
専門用語がいっぱい!楽譜の注文
音楽経験のある方でも、ブラームス(作曲家)はわかるけど、シンフォニーって?ポケットスコアって?となります。
こういった楽譜のお問い合わせって、その方にとっては「常識」なんですが知らない人には全てが???ですね。
新しいスタッフさんにちゃんと説明するために少し調べました。
●「シンフォニー」は弦楽器をされている方なら当たり前の言葉ですが日本語で「交響曲」のことです。ベートーベンのシンフォニー9番とか第九と呼ばれている曲は日本語で正しく表現すると「交響曲第九番」のことですね。
●ポケットスコアはオーケストラなどで指揮者が使うスコアを縮小ものです。
オーケストラ全ての楽器パートの譜面が載っているのではなく、曲の構成に重要な音が数段に分けて記載されているようです。
一般的に出版されているサイズはB6(大学ノートの半分くらい)。ちょっと大きめのポケットにすっぽりおさまるサイズです。ミニチュアスコア、ミニスコと呼んだりもします。
これは誰が何のために使うのかというと、音大生が専門の勉強に使ったり、クラシック愛好家が曲の鑑賞のときに見ながら楽しんだりします。
当店のお客様の場合は、所属の楽団が演奏することになった曲のポケットスコアをよく注文されます。楽団での練習に他の楽器がどんなことをしているのが確認しながら練習出来るのでとおっしゃっています。
こういった普段店頭に置いていない楽譜はメーカーからの取り寄せとなりますが、クラシック音楽を聴く際に楽譜をみながらというのは面白いかもしれませんね。
新しいスタッフにわかりやすく説明するためではありますが、こういった事を一つずつきちんと調べて知識として蓄えていくのは面白いな~とあらためて感じました。
本当にいくつになってもお勉強ってできますね。
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