気づくと学ぶは別物
vol.2142
三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!
—
先だって受講したMG研修の中で
こんな言葉がありました。
「学ぶと気づくは別物」
「武道」と呼ばれるものがあります。
柔道とか剣道とか。
他にも茶道や書道もありますよね。
こういった◯◯道といわれるものは
そのスポーツや芸術そのものではなく
そのもの自体が修行のようなイメージを
持っています。
柔術ではなく柔道
剣術ではなく剣道
習字ではなく書道
似てるんですが
ちょっと違うイメージですよね。
こういった◯◯道と呼ばれているものには
共通して「形から入って心に落ちる」と
言われる考え方があります。
空手の型のようなもんですよね。
まずは徹底的に真似をする。
そこから段々と意味を理解していく
という流れになってるんだと思います。
これと同じように勉強も
最初は教えてもらい、
たくさんのことを学びます。
しかしその学びというのは
あくまでも一方的な学びであって
それ以上のものではないんです。
でも、それを続けていくと
次は「気付き」になっていきます。
MG研修の考え方の中に
「教えない」
「教えあい」
というものがあります。
教えあいは学びの部分。
教えないは気づきを促す部分だと
個人的には考えています。
どんなスポーツだって
どんな芸術だって
突き詰めていくとこの「道」というものに
たどり着くのかなと思います。
基礎訓練を繰り返し行い、
だんだんそのもの自体に理解が進み、
そこから新たな気づきを得る。
そしてまた練習を繰りかえす。
そういう流れが本当の意味の
学習になるのかなと考える
今日この頃です。
ピアノのレッスンも
基礎訓練は退屈なことの繰り返しですが、
その繰り返しの先に
楽しいことがたくさん待っています。
曲が弾けるようになったりしますし
自分で曲を作る人もいるでしょう。
そうなることが成長だし、
学習の本来向かうべき道なのかなと思います。
「学ぶ」で終わらずに
「気づく」まだ進むことが重要なんだと
改めて感じさせてもらった研修でした。
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