標本を貯める・データを貯める

   

vol.2143

平瀬楽器のヒラセトモキです。

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先だって、博物館で行われる
コンサートの立会いに行ってきました。
そこは主に標本を保管してある
場所なんですが、
それを一般の方にも見れるような感じで
展示しているというような
作りになっていました。

 

 

コンサートは研究員の方が
おしゃべりをしながらピアノの演奏を
楽しんでいただくという構成に
なっていました。

 

例えば恐竜の骨の話になれば
ジュラシックパークを演奏したり、

プラナリアのような切っても切っても
再生する生物の話になれば
鬼滅の刃の曲を演奏したり、と
トークテーマに沿った演奏を
楽しんでいただくという面白い企画でした。

そのお話の中で、
標本についてのウンチクが
あったんですが、
これが個人的にはとても響きました。

 

 

その場所、標本はめちゃめちゃたくさんあるんです。

ぱっと見た感じ違いがよく分からないものも
あるのですが、
同じようなものでも
たくさん標本しておくことで
新しい発見につながることも
結構あるんだそうです。

 

例えば同じカブトムシでも
足の形がちょっと違うとか
そういうのも
たくさん持っているから気付くとのこと。

 

その種類ひとつだけしか持っていなければ
全然気づかなかった、なんて
新発見がこれまでもたくさんあったんだそうです。

 

なので標本を置いていると
未来の発展に繋がるかもしれない、
という考え方から、

できるだけたくさんの標本を持とう
という姿勢で取り組まれているというお話でした。

 

 

これってデータを持っておくと
新しい発見につながるかもしれない
っていうのと同じ意味ですよね、きっと。

いま目の前で起きていることが
大切だから、そこだけを注力すればいい、
という考え方もとてもわかるのですが、

やっぱりデータの蓄積って
必要だと思います。

 

 

例えば発表会で弾き終わった曲は
もうそれで終わりかというと
そんなことはありません。

その時の楽譜や、
その時の演奏データなどを
置いておくことで、
きっと未来に役立つはずなんです。

 

一歩一歩積み重ねることと
過去を振り返ることからの発見との
両方で、成長ってあるんでしょう。

 

標本のお話を聞きながら
そんなことを考えた次第です。

皆さんはデータを貯めたり
見直したりしていますか?

 


 

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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