イベントの成功って?

   

vol.1807

おはようございます!
平瀬楽器のヒラセトモキです。

 

今日は日曜なのでイベントブログからの転載です。

っていうか、まだイベントブログ全然書けてない(^_^;)

 

 

イベントをやろうと思い立ったあなたに質問です。

そのイベントの成功って、どうなることでしょうか?

 

ある日、知り合いのおっちゃんからtelがありました。

あるボーカルグループのコンサートをやるから
協力してね、というものでした。

 

 

ぼくも知ってるそのボーカルグループ、
実力はあります。華もあります。

でも、残念ながら彼女たちの地元でも
さほど知名度は高くない。

地元を離れたらわが町では
もっと知名度はないわけです。

 

その話を伺ったときに、一番に感じたのは
集客が大変だろーなーということでした。

 

で、そのおっちゃんにそのままお話したところ、

「いや、大丈夫でしょ。彼女たちは本物やもん」

って言われたんです。

 

 

彼女たち、上手なのは知ってます。

 

でも、聞きに来てくれる人達は
彼女たちのことを知らないわけだから、

上手なグループだから聞きに来よう、とは
思ってくれないわけです。

めっちゃ営業がんばらないと
チケットが売れないわけです。

 

てゆーか、プロだから上手なのは
当たり前なんですけどね(笑)

 

 

 

ここで冒頭の質問に戻ります。

 

イベントを終えて成功した!やった!と
言える瞬間ってどういう状況なんでしょうか?

 

 いい演奏・いい舞台ができたことなのでしょうか

 お客さんが喜んでくれたことなんでしょうか

 それともホールが満席になったことなんでしょうか

 

いい演奏・いい舞台が成功の要因であることは
間違いではありません。

 

しかしそれって誰目線ですか?

演者のマスターベーションになってませんか?
それを聞いて・見てもらいたい人がいて、
初めて成り立つのがステージです。
だったら、いい演奏・いい舞台を
たくさんの人に見てもらうことが
本当の意味での成功だと思うんです。

 

 

さっきのおっちゃんは、
いいコンサートが出来る=お客さんも入ると
考えてはりました。

でも、フタを開けると、
予想通りなかなかひどい動員でした。

 

いいステージを作ることと
お客様がたくさん入るということは
別次元の話です。

 

本当の意味での成功を求めるなら、
どちらも真摯に追い求めることが重要です。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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