調律師がアプリを使う?

      2021/04/08

vol.1623

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

 

「ねぇねぇ、アプリで調律する
調律師ってどうなの?」

 

先日、知り合いからこんな質問がありました。

 

●調律師がアプリをつかうの?

 

話を詳しく聞いてみると、
知り合いの友人宅に調律師さんが
来られたそうなんですが、

昔は音叉で調律をしていたのに
最近はアプリを使っているとのこと。

それが何故なの?
もう耳が限界なの?
変えたほうが良いの?

という質問でした。

 

そんなん本人に聞きーなー
とも思いましたが(笑)

一応ぼくなりの返答をしておきました。

 

 

●実は使ってます

 

実はいま、ぼくも調律の際には
アプリを使っています。

 

調律をするときに1番最初の
基準の音を取るのには
音叉を使います。

しかし音叉って温度によって
大きく影響を受けて
音程が上下します。

 

基準の音を取るための
音叉の音程が変わるというのは
正直致命的なんです。

 

しかしアプリだったら
暑かろうが寒かろうが
同じ音程で動いてくれます。

 

なので調律の一番最初に
基準の音をとるときだけ
アプリを使うようにしています。

だってこれが一番安定しているからです。

 

●ポチッとできない(笑)

 

一方で調律師用のスマホアプリ
というのも存在します。

で、それらのアプリを使って
調律をする人もいらっしゃいます。

 

ただそのアプリってめちゃくちゃ高くて、
簡単にポチッとできないんです(笑)

CyberTunerっていうアプリなんですが、
本日現在119800えん!!!!

 

 

 

 

ま、これだけ便利な時代に
なってきましたので、

便利なものはどんどん
取り入れていっても
いいんじゃないかなぁと思います。

 

今回の質問の方のように
お客さんの方が「こうあるべき」と
思ってらっしゃることが
結構あるようです。

でも、そこはもう少し柔軟に
前向きに捉えてもらっても
良いんじゃないかなぁと
思ったりもします。

 

 

ぼくは個人的に
めっちゃ興味があるので、
どなたかCyberTunerのアプリを
プレゼントしてくださーい(笑)

 

 

 


 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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