年齢と病気に負けないで

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

世の中にはいろんな情報があります。

脳と記憶

先日見つけた興味を惹かれた内容は脳の記憶についてです。

 

 
人間は立って歩き、手や指を動かしています。
誰もができて当たり前に思っていることですが
それは生まれてから今までのたくさんの経験を
記憶しているからできることだそうです。

 

 
病気で脳の一部分を失ってしまった方が
ご自身の経験を語っていらっしゃったのですが
この記憶は単に体を動かすことだけでなく
視覚的な部分も同じだそうです。

奥行きの感覚も経験と記憶によって予想が
できるようになるから認識できるそうです。

 
お子さまの事を思い出してみてください。
音楽教室やピアノ教室に通い始めた2歳~3歳くらいまでのお子さんは
指を1本ずつ思い通りに動かすことができませんでした。
グーチョキパーすらできなかったと思います。

 

でも4歳・5歳と大きくなるにしたがってきちんと指を別々に動かすことが
できるようになっていっています。もちろん大人と同じ大きさの鍵盤も
きちんと弾けるようになってきています。

これまでの経験で鍵盤に向かうと指を一本ずつ使うという事を
脳が理解しているのだと思います。

頭と体の両方が経験する

時々、父母のお知り合いの○○さんは脳の病気で
手足がマヒしてうまく動かせなくなった言う事を耳にし
その後大丈夫かなと心配したりします。

 

少し前にお店の店頭であるおじいさんが以前脳梗塞を起こして
手にマヒがあったけれどギターのコードを押さえる練習を毎日少しずつ、
でも必死でやっていたら指が動くようになったと笑顔でおっしゃっていました。

 
通常、体は脳からの指令で動きますのでマヒが出てしまうと
なかなか治らないと誰もがあきらめます。

でもこの方のように脳の一部が具合悪くなったんだったら、体のほうを無理にでも
動かしてまだ働く脳に動き方を教えるというやり方はとても有効なようです。

 

一からコツコツやっていけば体の動きにくい部分がいつか動くようになるはず
と信じてたんや!とおっしゃっていたんですが、本当にその通りだと思います。

 

 

病気を抱えている皆さん、今は問題なく健康に過ごせている皆さんも
何か始めると最初は大変ですが経験を積み上げていけば、何歳だったとしても
脳や体は覚えてくれます。

あきらめずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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