オリジナル曲は大切な思い出

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

 

皆さんは自分で曲を作ったことはありますか?

はな歌から

オリジナル曲を作るってとっても大変だろうなと
思うんです。

でも毎年当店で実施しているジュニアオリジナル
コンサート 平瀬楽器店別大会では50曲以上の
子どもたちのが作った曲が発表されます。

またこの平瀬楽器の店別大会では発表されなかった曲も
レッスンの中ではたくさん作られています。

なぜ子どもたちはこんなにいろいろな曲を作ることが
できるのか、講師の皆さんがどのようにアドバイスして
いらっしゃるのかもいつも感心しつつ、不思議に思います。

 
そこである講師になんとなくどうやって作るんですか?
ときいてみました。

 
するとやはり保護者の皆さんと協力し、生徒さんの想像力や
日ごろの考えていることをまずは引出すこと、そしてそこから
基本形となる音を形(モチーフ)にするそうです。
そしてでてきた音をメロディーにし、日ごろのレッスンで学んでいる
アレンジを使って曲の形に広げていくんですとおっしゃっていました。

 

一番苦労するのは最初のモチーフだそうですが
最近はスマホなどで「はな歌」も簡単に録音できるようになりました。
おかげでせっかく浮かんだメロディーをすぐに記録しておくことが
できるようになりましたとのことでした。

楽譜にするのが難しい

でも生徒さんによっては思い浮かんだメロディーを
楽譜にするのがとっても苦手な子もいるそうです。

どんどん思い浮かぶメロディーはあるけれど
どれも短くものばかりだったりすることもよくあるそうです。
そんなメロディーをうまくつなぎ合わせるべくアドバイスをしたり、
楽譜にするために指導したりと大変なご苦労があるようです。

 
でも生徒さんが自分が作った曲をお友だちや家族、そして
ジュニアオリジナルコンサートなどの大勢の人の前で頑張って
発表する様子を見ることがやりがいにつながるともおっしゃっていました。

心に残る曲

私はこの仕事を始めて十数年ですが
今でも十年以上前に生徒さんが作られ
発表された曲で記憶に残るものが何曲かあります。

 
自分の好物を順に並べて作った歌や
家族の事を歌った歌、そして友だちと一緒に作った曲など
第3者の私が覚えているくらいですから、ご本人はきっと
大人になってからもその曲を聴けばすぐにその当時の
事を思い出せる1曲なんじゃないでしょうか。

 

 
ご本人はもちろん保護者の皆さんも曲を作る時は
苦労すると思いますが、かけがえのない思い出が
音になって残るってすごく素敵なことだと思います。

 
ぜひチャンスがあればチャレンジしていただきたいと思います。

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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