音楽の魅力をつたえることが出来ているか?という話
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
はじめましての名刺交換をした際、結構な確率で「ヒラセさんは何の楽器をされるんですか?」と尋ねられます。
趣味で。
小学校の時から学校のクラブ活動でトランペットを始め、その流れで中学校と高校では吹奏楽部に入りました。
中学の時はトランペット、高校のときにはユーフォニアムを演奏していました。
大学へ行ってからも社会人の吹奏楽団に入りましたし、今でも一応在団していますので、今までで1番長くやっている楽器はユーフォニアムです。
それ以外にもウクレレも少し弾きますし、ギターやベースもほんの少し演奏します。
でも、おそらく質問される方はこういう答えを望まれているのではなく、専門的にどういう楽器を演奏するのかということを尋ねられているんだと思うんです。
でも、実際にはピアノの調律師という以外は専門的な楽器って1つもないんですよね。どれも趣味程度。しかもピアノに至っては演奏出来ないんですよね。
でも、知っています。
しかし音楽の魅力を知らないわけではありません。
・高校生の時、先輩であり師匠である某先生の奏でるユーフォニアムの、とてつもなく華やかな音色を聞いたときの驚き
・調律学校に行っていた時に無理矢理連れていかれたコンサートで演奏していたロシア人のおばちゃんが演奏していた「展覧会の絵」。全く予備知識もなくただただ授業の一環で聴かされて正直退屈だったのですが、ぐんぐんぐんぐん引き込まれ最後は自然に涙をしていたあの演奏。
・日ごろからとてもとてもお世話になっているピアニスト 赤松林太郎さんの、ホールの隅々まで染み渡るように繊細なpp(ピアニッシモ)の美しさ
日ごろから音楽に接していることが多いからだと思うのですが、音楽で涙したことや音楽で心が洗われたこと、音楽で感動した経験というのは山盛り持っています。
しかしよくよく考えると、こういう経験をどなたかにお伝えするということがこれまであまりできていなかったかもしれません。
魅力を伝えるということ
「音楽って楽しいものですよね」「音楽って毎日の生活に絶対必要なものですよね」
多くの人はそんな風に言ってくださいます。
そう思っていただけるのはとても嬉しいことですし、ある面ではそれで正しいと思います。
だからこそ、自分が感じる音楽の本当の素晴らしさっていうのもっともっと、もっともっと、いろんな人に伝えていくことが必要なのかな、大切なのかなと感じています。
それが「ヒラセさんは何の楽器をされるんですか?」の答えになるのかなと思ったりもしています。
これから名刺交換をするかもしれないあなた!
もしかすると近い将来お会いした時はそんなちょっと暑苦し〜い話をするかもしれません。
でも、きっときっと何かをお伝えすることができるんじゃないかなと思ったりしています。
ぼくの言葉がキッカケで音楽の魅力をほんの少しだけでも感じてもらえれば嬉しいです。
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