お手伝いに行って気がつくこと
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
昨日は某団体の演奏会のお手伝いに行ってきました。
来場者の不安と期待
今回の演奏会は小さなお子さんも楽しめるようにと
未就学児の入場も可能な演奏会でした。
受付のお手伝いということで担当させていただきましたが
開場前のお客様の様子を見ているとたくさんの親子連れの方が
今か今かと待っていらっしゃいました。
今回の演奏会は無料のコンサートでした。
最近の各所で行われる無料コンサートやイベントでは整理券を
配布されることが多くなってきています。混乱を予防するためと
いう主催者側の意向や来場予定者数の把握という意味があると思います。
今回のコンサートにお越しになった若いお母さまが心配そうに
「よくわからないのでお聞きしますが、整理券の配布とか
ないんですか?何も持っていませんが大丈夫ですか」と
確認されました。
確かに何も持っていないと不安になりますよね。
こういったこともしっかり案内することが必要なんだな~と
改めて感じました。
さて、開場時間が近くなるとどんどん人が並び始められましたので
スペースご利用の方へのご迷惑にならないように少しずつ
詰めて並んでいただくお願いをしに行きました。
声をかけに行き、感じたこと それはみなさんこのコンサートを
楽しみにしていらっしゃるということです。親子で本格的な演奏を
楽しめる機会はあまりありません。せっかくの機会だからと
お越しになられていました。
お子さんの様子
未就学児を受け入れるコンサートでは演奏中もロビーでは気が抜けません。
というのも突然泣き出してしまわれるお子さんを
お連れの保護者の方が慌てて出てこられることがよくあるからです。
どんなに楽しそうなプログラム構成になっていても
4歳未満のお子さんでは2曲以上をずっと座って聴くというのは
本当に難しいと思います。
このコンサートでも途中で「あ~全然ゆっくり聞けなかった~」と
残念そうにお子さんを連れて出てこられるお母さまが数名いらっしゃいました。
そして「うちの子全然だめだったわ~。こういう音楽聴くのむいてないのかしら」とも
おっしゃっていました。
そんな会話を耳にしてすこーし残念に思いました。
お子さんというのは日々成長します。
今日はたまたまダメだったのかもしれませんし
大きなホールでびっくりしたのかもしれません。
音楽を座って聴くことにはまだ慣れていないだけかもしれません。
一度きりのコンサートで判断せず、機会があれば
どんどん参加して楽しめるようになってほしいなと思いました。
また、ご家庭でも時にはクラシック音楽の演奏を見たり聴いたりしてほしいなと思いました。
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