ギターだってメンテが必要
vol.964
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
ピアノやバイオリン等の木でできた楽器は、
温度や湿度による変化が大きいとか、
繊細な楽器とか言われますが、
同じように木で作られている楽器の割に
そこまで言われないちょっと悲しい存在があります。
それはギター。
クラシックギター、フォークギター、エレキギター、と
いろんな種類のギターがありますが、
共通しているのは木で作られているという点。
木製ですので、当然ですが温度や湿度によって
変化があるのですが、ギターの場合はなぜかそこまで
言われる事はありません。
きっと悲しんでると思うんですよね、ギターって。
●反るネック
といってもボディーの部分は
それほど大きな変化はありません。
温度や湿度の影響を受けやすいのはネックの部分です。
じゃあ、ネックがどう動くかと言うと、
ネック自体が反ってくるんですね。
ネックが反ると、弦とネックの位置関係が変わってきます。
弦との距離が遠くなったり近すぎたりして、
いずれにしても弾きにくくなります。
よく言われる「Fのコード」が押さえにくいというのは
自身の技術のレベルというのもありますが、
実は弦とネックとの位置関係がくるっているので
押さえにくいという理由もあったりするんですよね。
●レンタル楽器はこまめに調整
当店音楽教室のレンタル用に置いている楽器は
結構頻繁にネックの調整をしたりします。
それをきちんとしておかないと、
初心者の方では全然弾けなかったりするんです。
弾けないと楽しくないですし、
結果的にイヤになっちゃっておもしろくないと
辞めちゃうことにもつながってしまいます。
独学でやるイメージが強いギターという楽器は
メンテナンスの部分に意外と目が行きにくい
楽器でもあります。
ギターなんて弦が切れたら交換するだけでオーケー!
なんてことはなく、
細かい部分でもメンテナンスをすることで、
より弾きやすい状態になったりします。
ですので、今のギターが弾きにくいと
感じられるのであれば、
まずはご自身の腕の事はさておき、
いちど楽器屋さんに見てもらうのもいいかもしれません。
もちろん腕も大切ですけどね!(笑)
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