肩肘張って「感動」してませんか?
vol.926
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
展覧会を見に行った時や
コンサートを聴きに行ったときなどに、
自分はこういう方面に明るくないから
よくわからない、と言ってしまう方が
少なからずいらっしゃいます。
それってとってももったいないなと思うんです。
●感動するって?
「感動する」と言うと少し大げさなように
聞こえるかもしれませんが、
いいなーとか
よくないなーとか
嬉しいなーとか
気持ちいいなーとか
思うこと…
要するに心が動くことを全部感動といいます。
もちろんそのジャンルとかその作品に関して
知識が深ければ深いほど感動の質は
変わってくるとは思うのですが、
深く知っていないと感動してはいけない
というものではないと思うんです。
単純に、
よかった・気持ちよかった・心地よかった
だけでも十分に感動だと思うんですよね。
●全然知らない人の演奏
自分の話で恐縮なのですが、
もともと吹奏楽部で長く育っていたぼくは
吹奏楽以外の音楽はあまり聞いたことが
ありませんでした。
高校と大学を出て調律師の学校に行ったんですが、
授業の一環で訪れたのが全然知らないロシア人の
女性ピアニストのコンサートでした。
その時のメインの曲は展覧会の会。
正直今となってはその方がどれくらい上手だったのか
どういう経歴の方だったのか全く覚えていません。
でも、そのとき何故かわかりませんが
めちゃめちゃ感動したことだけを
覚えているんです。
演奏が素敵だったのかどうかさえも覚えていません。
でもその人の演奏を聴きながら
涙がハラハラとこぼれました。
理屈じゃないんでしょうね。
●楽しみましょう
昨日伺ったコンサートは赤松林太郎先生の
リサイタルでした。
メインの曲は展覧会の会。
情景がコロコロと変わるとても素晴らしい演奏でした。
最後の方はプレーヤーの気迫に押されて
演奏している姿を直視できませんでした。
ものすごく素晴らしかったです。
クラシックだからとあまり難しく考えずに
もっともっと純粋に演奏を楽しむという
スタンスもあってもいいんじゃないかと思います。
肩肘張らずに楽しみましょ。
きっとまた違った景色が見えると思いますよ。
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