ギターのペグ修理ってできる?
初心者のための音楽サービス専門店平瀬楽器のスタッフ平瀬慶子です。
こんにちは〜♪
ギターのペグが割れたんだけど・・・とご相談いただきました。
修理できるの?
よく店頭にお越しいただく方から使っているギターのペグが割れたから修理して欲しいと連絡がありました。
ペグとはギターの弦を巻く糸巻きのところのことです。
この方がお使いのギターは「クラシックギター」でした。
糸巻きの種類もいくつかあるので一度楽器をお持ちいただいて確認させていただくことにしました。
早速数日後に楽器をお持ちいただきましたが、白いボタンの部分が何箇所かひび割れていました。
お使いのギターは基本は練習用にしているギターとのこと。
とは言ってもそこそこの値段がするものでした。ご本人はちょっと良いやつがいいな。とおっしゃったので、
ギターパーツで有名なGOTOHの糸巻きをご案内!
このメーカーの糸巻きはギターはもちろんですがウクレレなどでも評判がよく
実際使って見るとチューニングのやりやすさに感心します。
でもお客様はパーツの値段が5,000円を超えるので「わー高いな~」と少々お悩みでした。
丸ごと交換です。
「糸巻きは丸ごと交換です。弦も6本とも全て交換しますので少しお時間もかかります」
「えっーこのボタンの部分だけ交換できるんじゃないの~?」と
「当店ではこのボタンの様な部分だけの交換は出来ないんです。」
「なんやー、全部変えるんか~。だったら納得や。このボタンみないなとこだけでこんなに高いのかと思った(笑)」
楽器店のスタッフとして当たり前のように思っていました。
が、ギターの糸巻きは調子が悪くなったり、どこか一部が壊れると全て丸ごと交換になります。
たくさんギターをお持ちのお客様の中には、以前交換したパーツや処分してしまうギターからパーツをとっておいて、壊れた部分だけを修理して使う方もいらっしゃるようです。とりあえずの応急処置としてはいいと思います。
が、ながくお使いの楽器は少しずつ磨耗してきていますので、しばらくすると他のところが調子悪くなったります。
できるだけ同じタイミングで交換して楽器自体の歪みを防ぐことも大切です。
こまめなメンテナンスも大事です。
例えば「最近、弦が押さえにくくて…」というときはネックが反っていることも。
楽器はなんだか調子が悪いなと感じたら、お店に早めに持ち込みましょう。ちょっとした調整や修理で使えます。
初心者の方は楽器が弾きにくいのか、自分のせいなのかわからないことも多いと思います。
少し弾けるようになったらお店の楽器を試奏させてもらって、ご自身の楽器と比べてみてもいいですね。
また、ちょこちょこお店に足を運んで、お店のスタッフさんと仲良くなるのもいいかもしれません。
行きつけのお店を作って色々相談してみてください。
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