アドバイスじゃなくて感想を。
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
Twitterを眺めていたらこんなツイートがありました。
—
本当に耳を傾けるべきは
「プロのアドバイス」と「素人の感想」であって、
最も耳を傾けてはいけないのは「プロの感想」と
「素人のアドバイス」なので、
業界に精通する人間が「すげぇ!」といっても
深追いしなくていいし、
体験してないことを「こうした方がいい」と
言ってくる人間の話は聞かなくていい。
—
これって真理だと思うんですよね。
●求められる
立場的にいろんなコンサートやイベント等の
現場でのアドバイスを求められる時があります。
例えば大きな会場でパーティーをする場合、
マイクの音量がこれぐらいでいいのかどうか
なんかは、経験したことがない人にとっては
わからないものです。
それはやはり経験があるものしかわからない
感覚ってあるんです。
一方で経験があるゆえに感想は
どうしてもマニアックになりがちです。
実は過去に知り合いが出演するあるコンサートに
立ち会った際、アドバイスではなく
うっかり感想を伝えたために本番の演奏の
バランスが若干崩れてしまったということが
ありました。
それ以来自分の耳を過信してはいけないなと
反省しています。
●子どもたちへは感想を
音楽教室のレッスンに通っている
お子さんの1番身近な聴衆はご家族です。
家族の皆に練習をしている様子を聞いてもらう。
そしてそこからもらう感想が、
彼ら・彼女らの練習の糧になります。
素人がわからないままアドバイスをするよりも
「すごい!こんなに弾けるようになったんだ!」
と感想を伝えることでテンションも
上がると思いますし、それによってもっと練習を
する気にもなるんじゃないかなと思います。
どうしても親身になってアドバイスしたつもりで
「こうした方がいいんじゃないか」
と言ってしまいがちです。
でも、もしかしたらそれで足を引っ張っている事が
あるのかもしれません。
「こうしたほうがいい」ではなく「すごいね」と
いう声かけは、小さなお子さんだけではなく
おとな相手にでも意識していたほうが
いいのかもしれませんね。
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