プロレスからまなぶ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はあるイベントの音響業務で近所のディーラーさんの
ショールームにお伺いしました。
当初は子供たちのダンスやいろんな演奏が
ちょっとある程度というふうに伺っていただけなので、
簡単な仕事だろうなぁと思っていたのですが、
後からプロレスが新たに演目として加わるという話になり、
俄然気持ちが高まりました。
プロレス好きなんです(笑)
●アマチュアプロレス団体
そのプロレス団体とは神戸のアマチュアのグループ。
地域が元気になるように、という思いを込めて
旗揚げされ、約1年半ほど活動されているそうです。
ショールームの中に薄いマットを何枚か重ねた
仮設のリングを作り、そこで試合を行われていました。
プロレスの好き嫌いはあるとは思いますが、
その試合は結構ハードなもので、
見ていて思わず目を覆いたくなるようなシーンも
ありました。
しかし、中でも気になったのは、そのレスラーたちの
仕草や顔つき、目線でした。
●きちんと伸ばす
ちょうど2日ほど前まで芝居をやってきた身としては、
腕はきちんと伸ばすとか、
お客さんにわかるようにしっかり横を向くとか、
そういう指導をたくさん受けてきましたので、
彼らの動きがついつい気になってしまうんですね。
プロレスをお芝居と一緒だといってしまうのは
語弊があるかもしれませんが、
結局舞台上で何かを表現するという意味では
一緒なんだろうなぁと思って眺めていました。
で、その選手のみなさんは、腕をしっかり伸ばし技をかけ、
かけられる方も足を伸ばし、声も上げ、
相手を見つめる目線も厳しいものや馬鹿にした表情など
非常に工夫されているのを感じました。
あの人たちはアマチュアです。
特別な訓練を受けているわけではありません。
ただプロレスが好きで好きなレスラーの真似を
しているだけなのかもしれません。
しかしそれが結果として、今の姿なのであれば、
それで正解なんだなと思います。
「好きこそ物の上手なれ」なんて言葉がありますが、
それがまさに当てはまるなと思ったシーンでした。
楽器の演奏でも、好きな人の演奏をまずたくさん
聞く事が大事だと思います。
そしてそれを真似する事で表現力って増していくのでは
ないでしょうか。
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」なんていますが、
まずはそこから意識してやってみるのもいいのかなと
思った、そんなアマチュアプロレスでした。
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