イベント運営の適正人数は?

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日は発表会でした。

平瀬楽器の発表会は年間に大小含めて15~16回くらい。
だいたい月に1回ぐらいあるペースなんですが、
これだけやっていると当然「慣れ」というのも生じます。

 

●慣れのいいところ

 

慣れがいい形で発揮できるのは少人数で動ける事です。

普通の発表会でしたらスタッフは4人ぐらいいれば
十分運営することができます。

おそらく慣れていらっしゃらない方たちばかり
でしたら10人ぐらい配置するのではないでしょうか。

大きめのイベントだったとしても、
10人もいれば十分動けるはずです。

 

でもこの慣れが邪魔することもあるんですよね。

 

 

●慣れの悪いところ

例えば今日のような普通のピアノの
発表会の場合、平瀬楽器の場合は3~4人の
スタッフで運営をしてしまうのですが、
結果的にどうしても仕事が固定しがちです。

この仕事はこの人、という感じに
仕事に人がついてしまうイメージが
定着してしまいがちなんです。

なので、新しいスタッフの育成が難しくなるんです。

これをするためには、1人でも2人でも余分に
現場に連れて行って経験をさせることが
大事なのかなぁと最近強く思います。

 

 

受付だって司会だって最初はみんな初心者です。

何もないところから始めて、一生懸命こなすことで
上手になっていってるはず。

だとしたら、その人じゃないとできない仕事
なんてことは絶対ないはずなんですが、
慣れてやっている姿を見ると
どうしてもその人じゃなきゃできないと思いがちです。

 

でも、そんなことは全然ないんですよね。

どんどん新しい人に経験をさせないといけない
と思っています。

 

●判断ができる

 

細かい打ち合わせをすることなく、
現場の判断で進めることができるというのは
慣れがもたらしてくれる大きなポイントだと思います。

もちろん正しい判断をしているというのが
条件にはなりますが、
いちいちこれはどうしたらいいんだろうか?と
誰かに判断を仰いでいるようではイベント進みません。

やはりこの辺はある程度の熟練度が
必要なのかなと思います。

 

この域に達するためには、どんどん仕事を
経験してもらう事が大事なんじゃないかなと思います。

 

イベント運営のための適正人数は
どれくらいなのかという話はよくありますが、
個人的には最低人数× 1.5倍ぐらいかなと思います。

 

+0.5の部分は慣れてもらうための人員と
いうふうに割り切って配置できれば最高ですね。

 

いろんな形のイベントがあると思いますが、
このあたりはおそらく共通項目だと思います。

今後イベントされる方は
少し参考にしていただければ幸いです。

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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