雨とピアノの関係
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
雨ですね。日本全国雨!
ここ何回かピアノと水(水分)の話をしてきましたが、
今日は雨の日の対応について。
●大雨の場合
雨といっても普通の雨程度であれば全然問題は
ないのですが、今のような大雨の場合は
色々と注意してもらうことがあります。
まず当たり前の事なのですが、お部屋の窓などは
開けっ放しにしないでください。
ピアノに雨が直接かかる位置の窓は
開けないのは当然。
雨がかかるのはいいことではありません。
ピアノに雨がかかるといっても背中側だったら
問題ないだろうと思ってらっしゃる方が
意外と少なくないのですが、実際は背中側でも
一緒です。
というか、むしろ背中側の方が
カバーがないむき出しの状態なので
ダメージは大きいんです。
とにかく雨が直接ピアノにかからないように
窓を開け放したりしないでください。
●見えないからこそ
それと、近くの窓だけではなく遠くの窓も
なるべく開けないようにしていただきたいです。
この季節は特にですが、雨が降っていれば
当然湿度が高いわけです。
その湿気がたくさんお部屋に流れ込んでくる
ことになりますので十分に注意が必要です。
また厄介なことに湿気や湿度というのは
目に見えません。
雨が降ったら窓を閉める。心がけてくださいね。
●カビ
ピアノってカビが付着することが結構多いんです。
ただ、カビ自体は実際は音には影響はありませんので
ついたとしても基本的には問題は無いのですが、
嫌がられる方もいらっしゃいます。
そういう方のためにどう対策すれば良いかと
いいますと、ピアノの背面と壁との隙間に向かって
扇風機を回すということをすれば
風の通り道ができてカビが起きにくいと
言われています。
淀んだ空気がカビの原因になるんです。
そういった淀んだ空気を逃がしてやれば
いいわけです。
ちょうど雨の多い季節ですので、
1日のうちほんの30分でもいいですから
扇風機を壁側に向かって動かしてあげると
良いのではないかなと思います。
雨の時期はピアノの外装も湿気でベタベタします。
鍵盤もべたついて弾きにくいこと甚だしいと思います。
こういう時こそこマメなお手入れをすることで
少しでも練習がしやすい環境が作れるのでは
ないかと思います。
雨だから練習をしないではなく、
雨でも良い状態で練習できる環境づくりを
少しずつ心がけていってみてはいかがでしょうか?
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