すばらしいおんがく
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は発表会だったんですが、
ちょっといつもと毛色の違う発表会でした。
●いわゆる発表会
発表会というと、どんな絵を想像されますでしょうか?
ステージにピアノやエレクトーンがあり、
交代で出演者が出てきて演奏をする。
たまに連弾なんかもあったりして、
みたいな感じが一般的なのかなと思います。
昨日の発表会はピアノもエレクトーンも
ありましたし、連弾もありました。
トロンボーンやサックス、フルート、
クラリネットなどの管楽器の演奏もありました。
バラエティに飛んだ発表会だったのですが、
この日のメインはちょっと違ったんです。
●障害を持った子どもたち
10年ほど前から障害を持った子どもたちの
指導をしてくださっている先生がいらっしゃいます。
その子達になんとか発表の場を作って
あげられないか、と考えて4年前から始めたのが
この発表会。
障害と一言で言っても状態は様々です。
人の話を全然聞けない子、声が出せない子、
落ち着いて座っていることが出来ない子。
そんな一人ひとりに対して対応を考え、
コツコツ積み重ねてこられたのが
今回の発表会の主催者の先生でした。
当然うちのお店もなにかの形で協力を
させてくださいということになり、
毎年共同開催的な形の発表会をさせてもらっています。
●弾けない・歌えない
当然ですが、障害を持った子どもたちの
指導には時間がかかります。
信頼してもらうところから始め、
少しずつピアノに向かったり、
打楽器に向かったりする時間を作り、
発表会で披露する曲を仕上げていく。
その努力は並大抵のものではないと思います。
そんな子どもたちがピアノを弾いたり、
伴奏に合わせて歌を歌ったり、
ドラムを叩いたりする姿はとってもステキでした。
コンクールで難曲を弾くことも
もちろん素晴らしいことなのですが、
こっちの方向にも素晴らしいことがある。
ちょうど一週間前の今日、コンクールの裏方を
していましたので余計にそれを感じました。
音楽の懐の深さを感じることが出来ました。
発表会を終えると先生はクタクタな
ご様子でしたが、早速来年の発表会を見据えて
動き始められることでしょう。
熱意ある先生に感謝。
そしてご理解いただいている
ご家族の皆さんに感謝。
とてもあたたかい発表会でした。
関われたことに感謝、です。
■ 日刊メルマガ登録してくださ~い♪ |
---|
毎日の生活の中で感じる「音楽」をお伝えする 【日記以上コラム未満な日刊メールマガジン】です。 ぜひ登録してくださいね♪ |
最新記事 by ヒラセトモキ (全て見る)
- 🎶11月・12月限定!音楽教室 初月月謝無料キャンペーン実施中🎶 - 2024年11月13日
- 心を一つに奏でるエレクトーン 〜11月3日、感動のアンサンブル部門大会〜 - 2024年10月21日
- 整調、忘れていませんか?ピアノの基礎を整える大切さ - 2024年10月11日