気づくことができる幅
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日一昨日と研修に行かせてもらっていたのですが、
そこでこんなことを気づきました。
●シンプル
昨年から継続して通っているこの研修は
数字の勉強の研修なのですが、
研修の中身のほとんどはゲーム形式なんです。
ゲームをして、合間に講義があって、というのを
繰り返す内容です。
ルールは諸々ありますが、とにかくシンプル。
材料を仕入れて、商品を作って、誰かに販売する。
それだけをひたすら繰り返すゲームなのですが、
とにかくシンプルに作られているのが特徴なんです。
●シンプル故に
なぜシンプルなのかというと、
自分たちの仕事に置き換えて考えられるように、
だと思うんです。
製造業の人は具体的に考えることができても
サービス業の人にとっては全然役に立たない、
なんてことだったら、研修として
あまり意味がないと思うんです。
シンプル故に、
これってこういうことだよねっていう
考える幅が生まれるんですよね。
なので、参加者同士の話がとても面白く、
互いで話をすることで気づくことが
とっても多いんです。
なのでお気に入りなんです。
●執着しすぎてはダメ
ただ、この研修を研修だけに執着しちゃうと
ダメなんです。
ゲームに勝った・負けたで終止してしまうと
そこから先の学びも気づきもありません。
ゲームはゲームで真剣に取り組みますが、
それだけじゃないんですよね。
それはきっかけのひとつにすぎないんです。
たとえばピアノのコンクールなんかも
同じかもしれません。
コンクールは勝ち負けが出る競技では
あります。
もちろん優秀な成績を収めた人は
評価されますし礼賛されます。
それはがんばった成果ですよね。
ただ、その人がピアノが上手なのか
というと、またそれは違った問題なんです。
あくまでもコンクールは切っ掛けの
ひとつに過ぎないわけです。
●視野を広めよう
どうしてもゲームとかコンクールとか
目先に熱中するものがあると
視野が狭くなりがちです。
その先に何があるのかを
考えるためにも、少し顔を上げて
視野を広めてみるという意識は大切だと思います。
なぜコンクールを受けるのか。
コンクールを受けることで
どんな成果を得たいのか。
ただ単に時期だからコンクールに出る、
みんなも出ているから出る、ではなくて、
その少し先のことを考えて取り組むことで、
また違った成果が見つかるかもしれません。
これからコンクールに向けて
がんばろうというあなたは、
なんのために取り組むのでしょうか?
なんのためにがんばるのでしょうか?
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