「○回弾く」は意味があるの?
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます。
昨日は取引先の幼稚園や保育園への訪問をしていました。
約2時間で9件ほど回ることができ、とても効率的。
こういう時ってご機嫌ですよね。
●セミナー音声
こういった移動の時にセミナーの音声を
聞くようにしています。
お気に入りの音声は何度も何度も繰り返して
聞いたりします。
でも不思議なもので、
若干オーバーかも知れませんが
聞くたびに発見があるんです。
あれ?こんなこと言ってたっけ?
と気づく時も結構多いんです。
おそらく、その時々の聞いている自分の
考え方や体調にもよるんだと思うのですが、
何度も何度も繰り返し聞いていても
新しい発見があったりするので面白いんです。
●プロセスに落としかえる
昨日聞いていたあるのは、
居酒屋さんをやってらっしゃる社長さんの講演で、
ものすごい借金を抱えたものの何とか復活を果たした
というお話でした。
お話の中で
成果が結果が出ない時はプロセスに
落としかえるという話をされていました。
毎日がんばって仕事をしていても
なかなか結果が出ない。
それで焦るのはダメで、1日また1日をがんばる
ということを目的にして過ごしていくようにすれば
気持ちも落ち着くし、そうすることで助かった
みたいな話をされていました。
そのお話自体は何度も何度も聞いているので
空で言えるぐらいにはなっているのですが、
ちょうど昨日営業回り中だったということもあったので
このプロセスというのが非常にストンと落ちました。
納得でした。
●繰り返しの練習
楽器の練習なんかはこの「結果とプロセス」
という話に非常に似ているような気がします。
日々の練習では結果なんてなかなか出ません。
成果もなかなかついてきません。
例えばピアノをはじめた直後なんかは
「この曲を10回弾いてきましょうね」
のような宿題が出ます。
その10回にどれだけの意味があるのか
と言われると正直意味はないと思います。
しかし、はじめたばかりの人に結果を
出させることは出来ません。
まずはプロセスに落としかえて取り組むことを
覚えるわけですから、
これはきっと講演でおっしゃってたのと
同じなんだと思うんです。
回数ばかりやるのは意味がない。
質の高い練習を少ない回数おこなうことが効率だ、
なーんてことを言ったりしますが、それはまた別の話。
成果が出ない時はプロセスに落とし変える。
これって大事なことだと思うんですよね。
なので練習で〇〇回弾きましょうは
全然アリということで。
めんどくさいけど真面目に取り組んでいきましょうね!
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