認めてもらえると嬉しいよね

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器店長ヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日は久しぶりに長時間のひとり店番でした。

 

●だいたいのことは知っているつもり

 

一応会社の代表者ですので、

お店のことはだいたいわかっているつもり。

でも、いざという時にはわからないことだって

結構あるんです。

そんなときにどうするのかというと、

わかっているフリをするんです(笑)

 

 

だって、こちらが叱責されることよりも

お客様が不安に思われることのほうが問題です。

そんな感じで適当に(って語弊はあるけど)

お店番をしていたときのことです。

 

 

●小さな女の子

 

ある生徒さんの妹さんが

レッスンについてきてくれていまして、

ちらっと受付によってきてくれました。

 

別になんの用事もなく、

ふらっと寄っただけだったと思うのですが、

そのタイミングにこんにちわと声をかけると、

小さな声でこんにちわと返してくれました。

これだけで100点ですよね。

 

 

しばらくして、またその女の子が寄ってきてくれました。

今度は何かと思うと「ぬりえをください」とのこと。

 

 

平瀬楽器ではレッスンの待ち時間用に

塗り絵をたくさん用意してあるんです。

で、この子はキャラクターまで指定して欲しいと

言ってきてくれました。

 

ちゃんと話をしてくれるってうれしいですよね。

 

 

塗り絵を渡してからしばらくすると、

またやってきたその女の子。

今度は手に塗り絵を持って来てくれました。

塗ったものを見てくれと言わんがばかりに(笑)

 

「かみのけはママが塗ってくれてん。他はわたしが塗った」

 

そんな感じのことをお話してくれました。

 

 

●褒めてあげると嬉しい

 

そこですかさず、上手に塗れたねぇと褒めてあげました。

案の定、喜んだ表情。

 

これで彼女が塗り絵に費やした数十分は

十分に値打ちのあるものになりましたし、

彼女の中でも認められた喜びというものが

芽生えたと思います。

 

 

結局やっぱり年齢が若かろうが年を取ってようが、

承認欲求って人それぞれ持っているんですよね。

そこをくすぐる、ではありませんが、

認めてあげることって

とっても大切なことなんだなぁと思うんです。

 

 

●めんどくさいこともある

 

毎日の生活の中でコミュニケーションって

意識されていますか?

めんどくさいこともたくさんありますが、

コミュニケーションってとっても大事。

当たり前の話ですよね。

 

その中で承認欲求のことを少し頭の隅において

接することができれば、

もっともっとスムーズな関係が築けるのでは、

なんてことを考えた次第です。

 

まだまだ全然出来ていないことだらけですが、

そんなことを感じさせてもらえた彼女に感謝です。

ありがとね!

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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